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未来つくろう! SDGs部未来つくろう! SDGs部

世界も私も、ずっと健康であるために。

「健康」とは何でしょう?――それは、心も体も元気であること。
では今、そしてこれからもずっと私たちが健康でいるためには、何が必要でしょうか?
規則正しい生活、栄養に偏りのない食事、適度な運動、十分な睡眠……
きっとそれだけではないはずです。

学校で勉強ができること、ケガや病気の時に安心して病院に通えること、
差別や偏見、ハラスメントを受けないこと……。
社会が健全で、安心して生活できる環境でなければ、私たちの健康は保障されません。

また、水や空気がきれいであること、食料となる作物を育てられること、
自然災害を引き起こす異常気象がこれ以上起こらないこと……
地球環境が豊かで正常でなければ、私たちは健康を維持することができません。

しかし今、世界には様々な課題があり、地球に生きるあらゆる命が危機に直面しています。

「地球とそこに生きる私たち一人ひとりの健康と暮らしを守り、
よりよい社会と自然環境を維持するにはどうすればよいか」

この状況を打開するため、世界中の国々はひとつになって考え、
未来のために努力すべき目標を定めました。それが「SDGs」です。

「SDGs(持続可能な開発目標)」とは?

SDGs(持続可能な開発目標)

「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、2015年9月の国連サミットで採択された、「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す」ための国際目標です。17の目標と169のターゲットから構成され、「地球上の誰一人取り残さない」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国・先進国を問わず全ての国が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本もSDGsの目標達成を目指して積極的に取り組んでいます。
このコーナーでは、毎回SDGsに関するさまざまなテーマを取り上げ、持続可能な社会を実現し、未来の健康を守るために何ができるかを考えます。

SDGsに関する詳しい情報は、外務省や国連広報センターの公式サイト、書籍などで確認することができるよ!

参考:
国連広報センター 2030アジェンダ
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

外務省 Japan SDGs Action Platform
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
蟹江憲史『SDGs(持続可能な開発目標)』中央公論新社、2020年

これからの社会を変えるのは私たち 一般社団法人Sustainable Game

世界が抱える課題に対して、自ら行動を起こし活動している中高生がいます。
現役中高生26名が運営する「Sustainable Game(サステナブル・ゲーム)」は、その名の通りこの社会を「サステナブルな世界を作るゲームの舞台」であると捉え、同世代を巻き込み様々な活動に取り組んでいます。

SDGsに関心のある中高生を繋ぐ場として運営するオンラインコミュニティには、全国(一部海外)から約600名が参加。社会課題の現状を取材した記事を自分たちで運営するメディアサイト「Sustainable Odyssey」で発信する他、身近な社会課題を発見し解決策を考えるイベント「課題発見DAY」を開催し、企業へのプレゼンテーションや企業とのコラボレーションも行っています。

現在高校1年生で代表の山口由人さんが団体を立ち上げたのは2019年春。小学生時代を過ごしたドイツで、シリア難民の置かれた理不尽な境遇や彼らに対する差別、暴力を目の当たりにしたといいます。
帰国後、学校の授業で「誰一人取り残さない」ことを誓うSDGsの存在を知り、放課後にSDGsを学ぶイベントやセミナーに参加するようになりました。「自分の世界が広がるのを感じた」という山口さん。この体験を多くの同世代と共有したいと仲間を募り、団体を設立しました。今後は教育格差や貧困などに苦しむ人と次世代のリーダーを繋ぎ、長期的に支援できる仕組みを整えることが目標と話します。

「正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると言える社会を一緒に作っていきたいですね」。

中高生向けイベント「課題発見DAY」では、大学生や起業家のメンターと共に、社会の課題を発見し解決する力を実践的に学ぶことができます

Sustainable Game公式サイト
https://www.sustainablegame.com/

※掲載情報は2020年10月現在のものです。

監修:蟹江憲史(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)