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すこやか活動レポート2018

震災復興支援

次世代育成支援活動
未来を担う子どもたちのために

大日本住友製薬は、未来を担う子どもたちがすこやかに育ち、その可能性を最大限に発揮できるよう、さまざまな学びの機会を提供しています。

次世代育成支援活動の出張授業プログラム

2018年8月

大日本住友製薬は、社会貢献活動における「従業員参加型の支援活動」の一環として、社員が講師となり生命や倫理に関する授業を行う「中学校・高校への出張授業」を約7年間継続しています。当社の授業プログラム「科学技術と人の幸せ」は、「遺伝子診断」をテーマに取り上げ、生命や倫理といった正解のないテーマに対して、他者の意見や、自らと異なる考えを知ることを通して、多様なものの見方や考え方があることを理解し、自分なりの結論を導き出す力を育成することを目的としています。本プログラムについては2017年1月に経済産業省主催の「第7回キャリア教育アワード」奨励賞も受賞しています。

2017年度は中学校、高校合わせて29校(約2,800人)の子どもたちに授業を行い、講師を担当した社員は40名となりました。2018年度は、中学校と高校合わせて20校で授業を行う予定です。

最近では、遺伝診療を専門とされている医師からお声がけがあり、中学校・高校の先生方を対象とした「『ヒトのゲノム教育』の必要性を考える会」で、出張授業の取り組みについてお話しする機会をいただき、好評を得ました。

中学生からの「iPS細胞を用いた創薬」の取材に対応

2018年8月

当社は次世代育成支援の一環で、「iPS細胞を用いた新薬の開発」について調べている中学校の3年生(2名)からのインタビューに対応しました。
今回来訪されたお二人は、科学に興味があり再生医療について調べる中で、iPS細胞でケガや病気により失われた体の一部を修復できる可能性があることは知っていたが、新薬の開発にも応用できることに興味をもつとともに多くの疑問がわいてきたとのことでした。新聞報道や当社のホームページを通して、当社がiPS細胞を用いた創薬研究や再生・細胞医薬事業の分野で最先端を走っていることを知り、実際に研究されている方に専門的かつ最新の情報を教えてほしい、と取材を申し込まれました。
そこで、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)との共同研究において、患者由来iPS細胞※1を用いて進行性骨化性線維異形成症(FOP)※2の異所性骨形成のメカニズムを解明し、この知見を基に治療薬候補を見つけ出し、さらにiPS細胞を活用した創薬からの世界初となる臨床試験の実施へと導いた、当社研究員が生徒からの質問に答えました。

当社は今後も社会貢献活動の一環として次世代育成支援活動に取り組んでいきます。

※1 「iPS細胞」や「iPS細胞を用いた研究開発」については、iPS細胞でつくる、薬の未来細胞医薬品が、医療を変えるで詳しく紹介してます。

※2 筋肉や腱、靭帯など、本来骨ができてはいけない組織の中に異所性骨とよばれる骨が徐々にできる難病

出張授業の様子

出張授業の様子

「『ヒトのゲノム教育』の必要性を考える会」の様子 先生方からたくさんの質問をいただきました

「『ヒトのゲノム教育』の必要性を考える会」の様子
先生方からたくさんの質問をいただきました

「iPS細胞を用いた創薬のプロセス」について説明する研究員と熱心にメモを取る生徒たち

「iPS細胞を用いた創薬のプロセス」について説明する研究員と熱心にメモを取る生徒たち

まとめ

出張授業を通じて、これから生徒たちが一人の人間として、豊かな感性や優しさを持って他の人と接し、自らの考えや想いを伝えることができるようになることを願っているよ。また、自らの道を切り拓いていく力を育むきっかけになればうれしいと思っているよ。
また、生徒たちからの科学に関する疑問に答えることで、生徒たちの科学への理解がより深まり、健康や医療への関心も高まってくれるといいなと思っているよ。