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大日本住友製薬

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研究ニーズ提示型/募集要項

本年度の応募受付は終了致しました。

応募対象者

日本国内の大学や研究機関などに所属する研究者で、応募内容の研究(共同研究・委託研究)を日本国内で遂行可能な方。

募集テーマ

テーマ名 18N01 
筋萎縮性側索硬化症(ALS)または前頭側頭葉変性症(FTLD)を治療対象としたオートファジー制御薬の研究開発に活用できるバイオマーカーあるいはその測定技術
募集内容の詳細

オートファジー障害は多くの神経変性疾患の共通病態であり、オートファジー活性化薬は有望な疾患修飾薬として期待されています。しかし、臨床で使用できるオートファジーに関する層別化、薬効予測マーカーが存在しないことが大きな課題です。そこで、筋萎縮性側索硬化症(ALS)または前頭側頭葉変性症(FTLD)を治療対象としたオートファジー制御薬の研究開発に活用できるバイオマーカーあるいはその測定技術を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • 患者由来試料を用いたトランスレーショナルバイオマーカー
  • 侵襲性の低い方法で採取した試料(血液、尿、リンパ球が望ましい)を用いた研究あるいはその測定技術
[採択しない提案]
  • 侵襲性の高い方法で採取した試料や死後サンプルを用いたご提案
  • 変動にオートファジーの寄与が低いと考えられるバイオマーカー
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N02 
ミエリン再生促進作用を有する創薬シーズあるいはその評価技術
募集内容の詳細

脱髄性疾患は神経疾患の一種であり、脱髄(ミエリンの破壊)によって神経伝導が障害され、運動機能低下・しびれなどの神経障害が発症します。脱髄による機能低下は回復性に乏しいため、その機能を回復できる医薬品が求められています。そこで、ミエリン再生促進作用を有する創薬シーズあるいはその評価技術を募集します。

[優先的に採択する提案]

<創薬シーズ>

  • 経口投与または経皮投与が可能な低分子化合物
  • 新規作用機序を持つ創薬シーズ
  • 特許出願前~前臨床段階の創薬シーズ
  • 優先順位は高くはないですが、以下のご提案も検討させていただきます。
    • 経皮投与が可能で血液脳関門(BBB)透過が期待できるペプチド、タンパク質
    • 静脈内投与の場合は、投与回数を低頻度(週1回以下)に抑えることができる創薬シーズ

<評価技術>

  • ミエリン再生促進作用をin vitroで評価できる技術
  • しびれ症状に対する有効性を評価できる技術
[採択しない提案]

<創薬シーズ>

  • 反発性軸索ガイダンス分子a(RGMA)、グルココルチコイド誘導性キナーゼ(SGK)、多発性硬化症関連レトロウイルス(MSRV)、ロイシンリッチリピート・免疫グロブリン様ドメイン含有タンパク質1 (LINGO-1)、オステオポンチン、セマフォリン、Nogo受容体などを標的とした創薬シーズ

<評価技術>

  • 既存のin vivo脱髄モデル、一過性の四肢虚血によるしびれモデル
  • 痛みなどを指標とした神経障害の間接的評価技術
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N03 
片頭痛治療薬の研究開発に活用できるバイオマーカーあるいはその測定技術
募集内容の詳細

片頭痛は主に医師の問診により診断、治療効果の判定が行われており、動物とヒトで共通の薬効評価方法は存在しません。また、片頭痛の病態は多様であるため、適切な治療方法を選択するための患者層別化も課題となっています。そこで、片頭痛の痛みに対する薬効予測バイオマーカーおよび患者層別化が可能な特異的バイオマーカーならびにそれらに対応するトランスレーション可能な測定技術を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • ヒトおよび片頭痛病態を模した動物モデルの両方で測定可能なバイオマーカーおよび測定技術
  • 既存の片頭痛治療(薬物療法・ニューロモデュレーション療法など)の有効性が検出可能な評価技術
  • ヒトおよび動物の三叉神経系の活動性を測定できる技術
[採択しない提案]
  • 汎用性に乏しいバイオマーカーおよび測定技術
    • 血中カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)濃度および血中下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ペプチド(PACAP)濃度を測定対象とするバイオマーカー
    • 三叉神経電気刺激後の血漿タンパク漏出を指標とした測定技術
    • アロディニアや光嫌悪などの行動変化を指標とした非臨床測定技術
    • カプサイシン誘発性皮膚血流量変化を指標とした測定技術 など
  • 家族性片麻痺性片頭痛の原因遺伝子改変動物に関するご提案
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N04 
高分子量タンパク質の化学的全合成を可能とする技術
募集内容の詳細

これまでに多くのタンパク製剤が開発、製造され、その有用性はすでに立証されています。さらに、タンパク質の化学修飾により、活性や安定性が向上することも明らかになっています。しかし、タンパク質の合成は一般的に生化学的な手法がとられるため、非天然のタンパク質合成や化学修飾には制限があります。化学的にタンパク質を全合成することが可能になると、様々な非天然のタンパク質の合成が容易になるだけでなく、目的の位置に自在に化学修飾することが可能となるなど、多岐に渡る分野への適用が期待できます。そこで、タンパク質の化学的全合成を実現する技術を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • 40kDaを超えるタンパク質にも適応できる技術
  • フォールディングの制御が可能な技術
  • 工業化スケールの合成も実現可能な技術
[採択しない提案]
  • 既存の技術に対する優位性が低い技術
  • 生化学的手法による合成技術
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N05 
Factor XIa阻害薬の新規治療用途・適応症の探索
募集内容の詳細

Factor XIa(FXIa)阻害薬は既存の抗凝固薬と比べ出血性副作用が極めて低く、病的血栓を効果的に抑制することが知られています。弊社のFXIa阻害薬を用い、非経口投与ルート(点滴など)、かつ血栓症、がん以外の新たな対象疾患または適応症のご提案を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • 独自性が高く、臨床へのトランスレーションが期待できるご提案
  • 非臨床(in vitro, in vivo)薬理試験にて検証可能なご提案
  • ご提案の対象疾患または適応症において、その領域での既存薬と差別化が明確に期待できるご提案
[採択しない提案]
  • 血栓症、がんに関連するご提案
  • 標的が同じまたは他の凝固因子を標的とする医薬品が存在するご提案
  • 経口投与が求められる対象疾患または適応症のご提案
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N06 
α7ニコチン性アセチルコリン受容体ポジティブアロステリックモジュレーターの新規治療用途・適応症の探索
募集内容の詳細

弊社は、α7ニコチン性アセチルコリン受容体ポジティブアロステリックモジュレーター(DSP-3748)について、統合失調症に伴う認知障害治療薬として米国で健常ボランティアを対象としたフェーズ1の単回投与用量漸増(SAD)試験を終えています。そこで、本剤を有効活用するために、疼痛、掻痒、統合失調症やアルツハイマー病に伴う認知機能障害以外の対象疾患または適応症を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • 独自性が高く、臨床へのトランスレーションが期待できるご提案
  • 非臨床(in vivo)薬理試験にて検証可能なご提案
[採択しない提案]
  • 疼痛、掻痒、統合失調症やアルツハイマー病に伴う認知機能障害に関するご提案
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N07 
神経幹細胞の増殖促進作用を有する低分子化合物の薬効探索
募集内容の詳細

弊社は、経口投与で正常ラット脳室下帯の内在性神経幹細胞を増殖させる新規低分子化合物Xを有しています。本化合物の価値を最大化するために、大学や研究機関などが保有する高度で専門的な疾患動物モデルを用いて本化合物の薬効評価を実施し、適応症を探索する研究を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • 表面妥当性および構成妥当性が高度に認められている疾患動物モデルによる評価
  • 化合物評価時の脳組織状態が間接的に確認できるご提案
  • 疾患動物モデルの権利を保有している、または権利化されていないが疾患動物モデルの作成および評価に高度な技術を要するご提案
  • 優先順位は高くはないですが、以下のご提案も検討させていただきます。
    • 一般的な疾患動物モデルであっても既存薬に対する未公表の評価知見を有しており、本化合物の併用効果を評価できるご提案
[採択しない提案]
  • 疾患動物モデルの使用に際し第三者との契約が別途必要なご提案
  • 一般的なCROで実施可能な疾患動物モデル/評価項目
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N08 
高い抗腫瘍活性を有する薬物を腫瘍選択的にデリバリーできる担体、またはその担体を取得する技術
募集内容の詳細

抗がん剤の開発において、高い抗腫瘍活性を有する薬物を腫瘍選択的にデリバリーし、腫瘍局所で作用させることが非常に重要です。本募集テーマでは、高い抗腫瘍活性を有する薬物を腫瘍選択的にデリバリーできる担体、またはその担体を取得する技術を募集します。ただし、細胞への内在化効率、速度については特に限定しません(内在化効率が悪く、速度が遅いものもご応募いただけます)。

高い抗腫瘍活性を有する薬物を腫瘍選択的にデリバリーできる担体(ただし、抗体を除く)

[優先的に採択する提案]
  • アンメットニーズが高いがん種にデリバリーできる担体
  • 腫瘍組織/細胞選択性が高い担体
  • メカニズムがアクティブターゲティングである担体
  • メカニズムがパッシブターゲティングであれば、腫瘍選択性が既存のリポソームを上回る担体
  • 幅広いがん種がターゲットとなり得る担体
  • 通常の抗体と比較して、初期及び将来的な製造コストがかからない担体
[採択しない提案]
  • 抗体および既存のリポソーム技術

がん抗原から、腫瘍選択性の高い担体(ただし、抗体を除く)を探索、選定、取得する技術

[優先的に採択する提案]
  • 通常の抗体と比較して、初期及び将来的な製造コストがかからない担体を取得する技術
[採択しない提案]
  • 担体が抗体である、上記技術
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N09 
初回通過効果が大きい化合物に対し、経口投与で生物学的利用能(BA)改善が可能となる技術
募集内容の詳細

初回通過効果による代謝の影響が大きい化合物に対して適用でき、生物学的利用能(BA)が改善することで経口投与が可能となる技術を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • 有効成分への化学修飾を全く必要としない技術
  • 化合物に依存せず汎用性が期待できる技術
  • 速い薬効発現が期待できる技術
  • 臨床開発に向けた実現性(非臨床での検証状況、安全性、コストなど)が高い技術
[採択しない提案]
  • 有効成分を化学変換する事で代謝安定性または粘膜吸収性を向上させる技術
  • 有効成分の可溶化技術
  • 代謝阻害剤との併用
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年
テーマ名 18N10 
人工生体触媒を活用した複雑な化合物の生産方法開発
募集内容の詳細

ゲノム編集技術などにより創出した人工生体触媒を活用して、有機合成化学的アプローチでは困難な化合物修飾を実現する方法を募集します。

[優先的に採択する提案]
  • ユニークな生理活性を有し、創薬への展開が期待できるターゲット化合物あるいはその前駆体の生産プロセス開発を含む提案
  • 多様な基質への適用が望める方法
  • 立体選択性、位置選択性が望める方法
  • 経済性、生産性が望める方法
[採択しない提案]
  • 既存の方法を用いて達成可能な反応(例:リパーゼによる光学分割、酸化還元酵素による光学活性な二級アルコールの合成など)
研究期間

原則1年間

研究費 上限1,000万円/案件/年

選考基準

募集テーマとのマッチング、弊社の創薬研究プロジェクトとのコンフリクト、研究内容の独創性や有用性、研究計画の実現性(研究期間、必要な研究費など)、産業応用性などを総合的に判断し採択案件を決定いたします。

スケジュール

研究ニーズ掲示型のスケジュール

1次選考 2018年5月25日(金)10:00~2018年7月31日(火)17:00
応募フォームの記載内容によって選考いたします。2018年9月14日(金)までに選考結果をE-mailにてご連絡いたします。
2次選考 2018年9月17日(月)~2018年11月30日(金)
応募案件ごとに研究計画などの策定に必要な情報を開示いただいた後、面談の上、決定いたします。なお、2次選考の際は、必要に応じて秘密保持契約を締結いたします。選考結果についてはE-mailにて 2018年11月30日(金)までにご連絡いたします。
研究計画の策定と契約の締結
採択させていただいた応募者および応募者の所属機関の事務担当者と研究計画などの策定および契約内容の協議を行います。
共同研究などの開始
研究計画および契約条件について両者が合意した案件について所属機関と共同研究などの契約を締結し、順次研究を開始いたします。

応募方法

当ウェブサイトの「応募フォーム」よりご応募ください。
応募書類の書式(応募用ワードファイル)は下記リンクからダウンロードいただけます。
(応募用ワードファイルのファイルサイズは最大2MBです。研究テーマの概要は500字程度でご記入ください。)

研究ニーズ募集型PRISM応募用ファイル

契約の締結について

選考の結果、採択させていただいた案件については、応募者が所属する大学や研究機関などと契約を締結し、研究を開始させていただきます。

注意事項

  • 応募の際は、非機密情報のみで記入をお願いいたします。なお、2次選考の際は、必要に応じて秘密保持契約を締結させていただきます。
  • 2次選考時および共同研究などの契約書の作成時に、応募者と弊社にて研究内容、研究計画を策定いたします。その際に、創薬の観点より応募時の研究内容から変更させていただく場合があります。
  • 官民などと共同/委託研究、助成研究などを行っている研究内容は、採択をお断りさせていただく場合があります。また、他社と共同研究などを実施している研究内容は、採択をいたしません。
  • 契約書は応募者の所属する機関と弊社にて締結させていただきます。
  • 臨床サンプルを用いた研究計画については、2次選考時に、ヒト組織研究倫理審査申請書、計画書、同意説明書などの記載内容、申請状況などを確認させていただきます。
  • 「医療機関等との連携における透明性に関する指針( https://www.ds-pharma.co.jp/profile/compliance/pdf/tr_gl2.pdf)」に基づき、弊社のウェブサイトを通じて公開することに同意いただきます。

お問い合わせ

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