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2018年02月15日印刷はこちらからライセンス

オベチコール酸(DSP-1747)に関するライセンス契約の変更について

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:多田 正世)は、このほど、Intercept Pharmaceuticals, Inc. (本社:米国ニューヨーク州、以下「Intercept社」)から導入したオベチコール酸(一般名、開発コード:DSP-1747、以下「本剤」)について、日本および韓国における独占的な開発・製造・販売権を同社に返還することに合意し、同社とライセンス契約の変更契約を締結しましたので、お知らせします。

本変更契約に基づき、当社は、本剤の日本および韓国における独占的な開発・製造・販売権をIntercept社に返還します。中国については、当社は引き続き、本剤の独占的な開発・製造・販売権を保有し、中国における開発、販売額に応じて、開発マイルストン、販売マイルストン、販売ロイヤリティをIntercept社に支払います。

なお、本件による当社の2018年3月期の連結業績への影響は軽微です。

以上

(ご参考)

【オベチコール酸(DSP-1747)について】

本剤は、胆汁酸をリガンドとする核内レセプターであるFXR(Farnesoid X receptor)への作動薬です。
2011年3月に、当社はIntercept社より、日本および中国における非アルコール性脂肪肝炎(NASH)および原発性胆汁性胆管炎(PBC)を対象に本剤を導入し、その後、韓国をテリトリーに追加していました。
当社は、国内においてNASHを対象にフェーズ2試験を終了し、今後の開発計画を検討してきましたが、国内開発を行わないことを決定しました。

【原発性胆汁性胆管炎(PBC)について】

PBCは、50~60歳代の女性に好発する自己免疫性肝疾患です。慢性炎症による肝内小型胆管の破壊により、胆汁が肝臓内に滞留し、肝臓が障害を受ける疾患です。

【非アルコール性脂肪肝炎(NASH)について】

NASHは、飲酒歴や肝炎ウイルス感染がなく、肝組織で壊死・炎症や線維化を伴う脂肪肝炎です。5~10年の経過にて5~25%が肝硬変へ進行すると報告されています。