大日本住友製薬 統合報告書 2018
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46 当社では社外取締役に対して、コーポレートガバナンス部に加え、監査役からも資料や情報が効果的に提供されるとともに、社外取締役と監査役が連携した意見交換が適時に行われています。こうした仕組みは、社外取締役としての業務を遂行するうえで非常に有効だと考えます。 また、私は2013年に就任しましたが、年々、社外取締役の質問や提言に対する経営陣からの回答が率直になっており、その結果、経営陣との意見交換に深みが増してきていると感じています。質問や提言に対する結果報告がしっかりとなされており、全社的なガバナンスに生かされています。 2017年に社外取締役に就任して1年が経過しました。現在、当社はアンメット・メディカル・ニーズの高い「精神神経領域」と「がん領域」、そして「再生・細胞医薬分野」の3つを研究重点領域としており、私は医学者としての立場から、この1年間、議案に対する質問や提言などを行ってきました。 さらに、中長期の成長戦略として、医薬品以外のヘルスケア領域をフロンティア領域として新たな事業の可能性も検討しなければならないと考えます。医薬品事業に次ぐ将来の第二の収益の柱にすべく、提言を行っていきたいと思います。 2018年6月19日に、新たに大日本住友製薬の社外取締役に就任しました。私は公認会計士としての専門知識を生かして、会計およびファイナンスの視点によるコーポレートガバナンスや内部統制、また初めての女性社外取締役として、ダイバーシティ推進による多様な人材の登用などについて提言していきたいと考えています。 就任後、人々の健康で豊かな生活のために命と向き合い日々奮闘している当社の経営陣や従業員に接して、身の引き締まる思いです。当社の企業価値を高めるために尽力するとともに研鑽に励みたいと思います。中長期の経営計画における業績目標の達成度合いに応じた業績連動要素および個人業績を斟酌のうえ、決定しています。取締役は基本報酬の一定割合を当社役員持株会に毎月拠出し、当社株式を取得しています。取得した株式は在任期間中および退任後1年間は継続して保有することとしています。 社外取締役の報酬は基本報酬と賞与とし、監督機能および独立性確保の観点から業績を反映しない報酬制度としています。 監査役の報酬は基本報酬とし、株主総会で承認された報酬総額の範囲内において、監査役会で決定しています。大日本住友製薬株式会社 統合報告書2018社外取締役メッセージ役員報酬 取締役の報酬は、株主価値の向上と持続的な成長に向けたインセンティブを高めることを目的として、業績連動型の報酬を含む体系としています。取締役の報酬に関する決定は、委員の過半数が独立社外取締役からなる指名報酬委員会に諮問し、その答申に基づいて取締役会で行います。 取締役の報酬の構成は基本報酬と賞与とし、その総額は株主総会で承認された報酬総額の範囲内としています。基本報酬は代表取締役等の区分に応じて定める額を基準額とし、賞与は佐藤 英彦跡見 裕新井 佐恵子

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