大日本住友製薬 統合報告書 2018
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40「ラツーダ」のテレビCM COPD領域では、2018年4月に「ロンハラ マグネア」が発売されました。本剤は米国初のネブライザーを用いて投与する長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬(LAMA)であり、短時間で吸入ができ、携帯できるネブライザーシステムにより投与されます。将来的に500億円規模の大型品になることを期待しています。本剤の早期市場浸透に重点を置き、「ブロバナ」および導入3製品(「ウチブロン」「シーブリ」など)の売上拡大に向け、効率的な資源配分を行います。大日本住友製薬株式会社 統合報告書20182018年度 事業計画と見通し 精神神経領域では2018年度はdasotralineおよびアポモルヒネの承認を予定しています。また、2018年度も引き続き「ラツーダ」および「アプティオム」の最大化に注力します。 当社の収益の柱である「ラツーダ」については、2018年度はテレビCMを含むプロモーション投資額を昨年度より増額する予定であり、認知度をより高め、さらなる売上拡大に努めます。また、2018年度に承認を予定しているdasotralineについては、「ラツーダ」を担当する精神領域のMRも活用しつつ、効率的な販売体制の構築を目指します。アポモルヒネについては、「アプティオム」を担当する神経領域のMRを活用して販売体制を構築する予定です。 なお、当社は「ラツーダ」について、複数の特許を保有しており、FDAに後発医薬品の申請を行った複数の製薬会社に対し、これらの特許に基づき特許侵害訴訟を提起しています。FOCUSPhRMAコードを遵守 米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、バイオ医薬品企業が、患者さんにとって重要な新薬の発見を行えるよう、効果的な政策への提言などを行うことを使命としており、当社の子会社サノビオン社はこの団体に加盟しています。 PhRMAは2002年に、米国の医療機関などとの倫理的な関係性維持のための自主基準「PhRMA Code on Interactions with Healthcare Professionals(PhRMAコード)」を定めており、サノビオン社では、米国でのプロモーション活動において、「PhRMAコード」を遵守するための方針、ガイドラインを策定しています。 PhRMAでは参加企業が「PhRMAコード」を遵守するための方針、ガイドラインについて、少なくとも3年に1度、外部機関による検証を受けることを推奨しています。サノビオン社は2016年、外部検証を完了し、PhRMAコードの遵守促進のための方針および事業プロセスを有していることが、認められました。サノビオン社は外部検証を完了している23企業のうちの1社となっています。患者団体への支援活動を実施 サノビオン社は、精神神経領域および呼吸器領域の疾患について教育と啓発を推進するため、全米の患者支援団体とともに、優れたアドボカシープログラムの開発や援助をしています。また、サノビオン社の従業員は、これらのプログラムの認知と資金調達につながるさまざまなイベントに参加しています。

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