大日本住友製薬 統合報告書 2018
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38実施しました。2018年度はこれに加え、MRのレベルに合わせた研修を新たに実施します。 一般領域のMRには糖尿病領域での情報伝達能力の向上を図るためのネットワークを利用した口頭試問(800人のMR対象)を実施。スペシャリティ領域では、真菌感染症を題材に面談力向上を目的とした強化ロールプレイ研修を実施しています。世界初の治療薬として2018年6月に承認を取得しました。 糖尿病領域では、「トルリシティ」「シュアポスト」「メトグルコ」に注力します。「トルリシティ」については、GLP-1受容体作動薬市場を拡大させることにより、血糖コントロールが不十分な多くの患者さんにお届けすることができるよう、展開していきます。 スペシャリティ領域では、「リプレガル」「アムビゾーム」「レミッチ」の製品価値最大化を図ります。 2018年度は薬価改定の影響やアイミクスの後発品参入の影響がありますが、Japan Business Unitの設置による事業運営、研修の強化によるMRの質向上への取り組み継続により、営業の効率化を図り、さらなるプロモーション品の売上拡大と国内売上収益の維持に努めます。※ Japan Business Unitは以下の組織および連結子会社で構成されます:営業本部(DSファーマプロモ株式会社を含む)、開発本部、生産本部、信頼性保証本部、海外事業推進部、薬事部、渉外部、メディカルインフォメーション部、メディカルアフェアーズ部大日本住友製薬株式会社 統合報告書20182018年度 事業計画と見通し 2018年度より、バーチャル組織として、Japan Business Unit※を設置しました。Japan Business Unitの設置により、日本事業を戦略単位および投資単位として明確化し、一体的に事業運営を行うことを通じて、日本事業の収益性を強化することを目指します。 2018年度は、Japan Business Unitのもとで、注力領域の製品価値最大化、効率的営業体制の追求、導入・提携の推進および効率的な生産体制の構築に取り組みます。 精神神経領域では、2018年4月に、ファイザー株式会社が製造販売を行っている抗うつ剤「イフェクサー」の日本国内におけるコ・プロモーション活動を開始しました。担当MR約300名体制で、「トレリーフ」「ロナセン」「イフェクサー」の情報提供活動を推進します。また、「トレリーフ」のレビー小体型認知症に伴うパーキンソニズムの効能・効果追加については、同効能・効果を有するMR強化プログラム:「MRキャンプ」実施 それぞれのMRが担当する領域(精神神経領域および糖尿病領域を中心とした一般領域)における高度な知識と高いスキルを養うことで医師のニーズに対し、顧客の納得性が高い治療提案を可能とする“課題解決型営業”の定着に加え、“プロフェッショナル人材”の育成を目指しています。 CNS専任MR(約300人)を対象に精神神経領域で、臨床現場に即した実践的な2日間の宿泊研修(MRキャンプ)を2016年度下期より実施しています。2017年度は、プレゼンテーション、筆記試験、ロールプレイ、口頭試問など多岐にわたるカリキュラムが組まれ、例えばロールプレイ研修では、一定レベルのスキルがクリアできるまで何度でも研修を繰り返すという厳しい訓練をFOCUS人材育成策強化による高効率かつ質の高いマーケティング 当社は質の高い情報提供活動を推進することを目的に、新たな研修プログラムを実施し、国内MRの営業力強化に向けた取り組みを開始しました。営業所単位での地域密着型の戦略立案力強化 2017年度より、これまで全国画一で行っていた動画配信による研修を廃止し、営業所単位で自主的に課題を見つけて解決まで計画的に取り組む「製品トレーニング」を採用しました。より実践的に、各エリアの課題解決にグループ単位で取り組んでいます。

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