大日本住友製薬 統合報告書 2018
25/76

24• 5つのプロジェクトの日米開発推進• GMP 生産体制構築• 次世代技術の 継続的取り込み■セマフォリン阻害剤による 脊髄神経細胞の研究■ヒトES細胞を用いた眼の発生■ヒトiPS細胞の樹立■自己培養皮膚の薬事承認安全キャビネットでの作業の様子iPS細胞の維持・拡大大日本住友製薬株式会社 統合報告書2018目的の細胞だけを選別する高速セルソーター• 日米で複数品目 の本格販売• 新規事業展開• 日米での販売開始• 次世代パイプラインの拡充 ■ SMaRTで製造する工程再生・細胞医薬品目的細胞iPS細胞iPS細胞再生・細胞医薬事業のための専門部署立ち上げ再生・細胞医薬事業分野での当社の取り組み1980年代■胎児由来細胞による移植治療 (主にパーキンソン病)充填・保存■神経栄養因子による 神経再生の研究■ヒトES細胞の樹立■ヒト骨髄由来細胞を用いた臨床試験1990年代分化誘導■ヘリオスとの連携&サイレジェン設立■アカデミアとの連携 慶應義塾大学、理化学研究所、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)■サンバイオとの共同開発契約■山中伸弥氏、ノーベル賞受賞■再生医療新法再生医療に関する社会状況高品質の細胞を安定的に供給することが可能に 「SMaRT」では、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)など、外部のマスターセルバンクから提供されたiPS細胞を増やし、分化誘導によって目的の細胞や組織(網膜の細胞や神経細胞など)を誘導し、再生・細胞医薬品を作製します。 この分化誘導の工程では、目的の細胞だけを選別する作業も必要な場合があります。各工程においてさまざまな項目の分析評価を行い、厳密な管理のもとで製造を行います。 再生・細胞医薬品の製造では、高品質の細胞を毎回同じ品質で、安定して作ること自体が非常に難しく、実用化への大きな課題となっています。当社の研究・生産技術を駆使し、非常に高い品質の製品を目指します。 本施設では、治験薬の製造とともに、承認されれば商用生産を行う予定です。大日本住友製薬の再生・細胞医薬事業2030年には当社の中核事業へ 当社は、他家iPS細胞を用いて「加齢黄斑変性」「パーキンソン病」「網膜色素変性」「脊髄損傷」の4疾患で研究開発を進めています。慢性期脳梗塞を対象とした間葉系幹細胞由来の「SB623」については、サンバイオ社と共同で米国においてフェーズ2b試験を実施しています。当社は、再生・細胞医薬品を1日でも早く提供できるように日々取り組んでおり、2030年には当社の中核を担う事業に成長させることを目指しています。1st Stage2000年代2nd Stage2010年代3rd Stage

元のページ  ../index.html#25

このブックを見る