大日本住友製薬 統合報告書 2019
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 中計最終年度の2022年度に達成する経営目標として、売上収益6,000億円、コア営業利益1,200億円を目指します。また、これらを達成した結果として、資本効率のKPIはROIC10%、ROE12%を目指しています。経費の効率化については、2016年度から2017年度にかけて十分なスリム化を進めてきたと認識しており、今後は主にコア営業利益の拡大によって資本効率の向上を図ります。 得られた利益は、積極的な研究開発投資に加え、M&Aを含めた戦略投資として活用していきます。2018年度から2022年度までの合計のコアセグメント利益として8,500億円以上を見込んでおり、このうち研究開発投資に4,500億円を配分する計画です。さらに創出したキャッシュと財務レバレッジにより、3,000~6,000億円のM&A枠を設定しています。M&A・導入戦略としては、企業規模拡大ではなくパイプラインの拡充を重視し、2023年度以降の収益に貢献する精神神経領域のパイプライン獲得には後期開発品がターゲットになるため、ある程度の大型投資が必要と考えています。2028年度以降の収益に貢献する重点3領域のパイプライン/技術の獲得に向けた投資も優先的に実施していく予定です。社長メッセージA5Q5経営目標や財務戦略について教えてください。積極的な研究開発投資・戦略M&Aにより、2022年度の売上収益6,000億円、コア営業利益1,200億円を目指します。の承認取得・上市が不可欠です。困難な状況にあっても、研究開発をちゃんとやりきり、新薬を患者さんにお届けしなければいけないのです。もちろん、これまでも当社の社員はプロフェッショナルとしてちゃんと仕事をしてきましたが、例えばプロアスリートの世界にも新人から超一流選手までいろいろなレベルがあるように、仕事のプロとしての“ちゃんとやりきる”にもさまざまなレベルがあるはずです。今後、環境変化が激しく不確実性の高い領域で成果を上げていくためには、一人ひとりが自身の仕事において“ちゃんとやりきる”とはどういうことなのかを自問自答し、真のプロフェッショナルとして質の高い成果を出せるよう一層自分自身を磨き極めていただきたいと考えています。そして、各組織のなかで常に「ちゃんとやりきる力」を議論し続け、浸透させることが必要です。2022年度経営目標配当方針安定的な配当に加えて、業績向上に連動した増配を実施5年間平均の配当性向:20%以上ROE長期的にROE10%以上を目指す為替レート:1ドル110円、1元16.5円 ROIC:(コア営業利益ー法人所得税)/(資本+有利子負債)(注)経営目標は、作成時点において入手可能な情報による当社の仮定、見積り、見通しその他の判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しています。したがって、その後のさまざまな要因により、目標が記載どおりに実現しない可能性があります経営目標、配当方針売上収益コア営業利益ROICROE6,000億円1,200億円10%12%19大日本住友製薬株式会社 統合報告書2019

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