省エネ、地球温暖化防止への取り組み

二酸化炭素の排出量削減の取り組み

温室効果ガス(CO2)排出量の少ない省エネルギー性能にすぐれた機器を積極的に導入しているほか、あらゆる事業活動において、エネルギーの効率的な利用を図り、CO2の排出削減に取り組んでいます。
2017年度は、従来から導入しているコジェネレーションシステムおよび太陽光発電設備の活用や「夏季と冬季の節電対策」に加え、生産拠点の再編に向けた空調設備稼働の最適化などのエネルギー削減対策が大きく寄与し、CO2排出量を2005年度比で20.2%削減しました。

COOL CHOICE

また、2017年度には政府が推進する、省エネ・低炭素型の製品への
買換・サービスの利用・ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に資する「賢い選択」をしていこうという取り組み「COOL CHOICE(=賢い選択)」に賛同しました。ロゴマークを活用して社員のさらなる意識向上を図り、地道な日々の省エネ活動に継続的に取り組んでいます。

CO2排出量

CO<sub>2</sub>排出量

(注)CO2換算係数には、社内で規定した固定値を用いています。これは、原子力発電所の稼働状況などの外部要因による景況を排除し、当社の取組の成果を明確にするためです。そのため、地球温暖化対策推進法による届出の数値などとは異なります。

また、総合研究所と大阪研究所に太陽光発電システムを導入しており、2017年度の発電量は146.9MWhとなりました。地球温暖化は現在、世界的に最も重要な問題です。今後も当社は、あらゆる事業活動において積極的に新しい技術を導入し、エネルギーの効率的な利用を図るとともに、CO2の排出削減に継続して取り組んでいきます。

  • 総合研究所の研究棟屋上に設置中の太陽光発電システム
  • 発電量を研究所内のモニターに随時案内し、従業員の環境意識向上に役立てています

(左:写真)総合研究所の研究棟屋上に設置中の太陽光発電システム
(右:写真)発電量を研究所内のモニターに随時案内し、従業員の環境意識向上に役立てています

サプライチェーン排出量の把握

当社は、サプライチェーン全体での排出量の把握に努めています。スコープ別のCO2排出量およびスコープ3におけるカテゴリ別のCO2排出量は下表のとおりです。

スコープ別CO2排出量

スコープ 内容 2017年度
排出量
(t-CO2
備考
スコープ1 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセスの排出) 23,741 対象は当社単体
スコープ2 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出 41,791 対象は当社単体
スコープ3 スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出) 286,880 対象は下表に記載

カテゴリ別CO2排出量(スコープ3)

カテゴリ 2017年度
排出量
(t-CO2
算定方法・
排出原単位など
備考
1 購入した製品・サービス 235,563 原材料、仕入商品の購入金額に環境省DBの排出原単位を乗じて算出 対象は当社単体の生産事業所
2 資本財 25,065 固定資産の取得金額に環境省DBの排出原単位を乗じて算出 対象は海外を含む当社グループ(連結)
3 スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 11,008 エネルギー使用量に環境省DBもしくはカーボンフットプリントDBの排出原単位を乗じて算出 対象は当社単体
4 輸送、配送(上流) 817 輸送シナリオのトンキロに環境省DBもしくはカーボンフットプリントDBの排出原単位を乗じて算出 対象は当社単体の国内輸送
5 事業から出る廃棄物 1,878 廃棄物の種類別・処理方法別の排出量に環境省DBの排出原単位を乗じて算出   対象は当社単体の工場・研究所・物流センター
6 出張 2,906 出張交通費支給額に環境省DBの排出原単位を乗じて算出 対象は当社単体
7 雇用者の通勤 939 交通手段別の通勤交通費支給額に環境省DBの排出原単位を乗じて算出 対象は当社単体
8 リース資産(上流) 非該当 当社利用の賃借資産の操業に伴う排出量はスコープ1,2に含まれている。
9 輸送、配送(下流) 1,690 卸業界のガソリン使用に伴うCO2排出量(推定値)から当社の売上高割合を加味して算出 対象は当社単体
10 販売した製品の加工 非該当
11 販売した製品の使用 6,421 販売した医薬品のMDI(定量噴霧式吸入器)に充填されているHFC量にGWPを乗じて算出 対象は当社単体
12 販売した製品の廃棄 407 容器包装リサイクル法における材料別の容器包装重量に環境省DBの排出原単位を乗じて算出 対象は当社単体
13 リース資産(下流) 186 賃貸している保有資産(建物)について、エネルギー使用量情報を直接入手して算出 対象は当社単体
14 フランチャイズ 非該当
15 投資 非該当

環境省DB:環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.2.5)」
カーボンフットプリントDB:カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム 基本データベース Ver.1.01

エネルギー、電力使用量

当社の2017年度のエネルギー使用量(原油換算)は、38,026klであり、前年度より4,208kl減少して、基準年度の88.6%(4,881kl減)となりました。また、当社の2017年度の使用電力は、96,182千kWhであり、前年度より12,485千kWh減少して、基準年度の109.0%(7,978千kWh増)となりました。

エネルギー、電力使用量

エネルギー、電力使用量