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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する取り組み

2020年7月3日更新

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々、ご遺族の皆様には謹んで哀悼の意を表しますとともに、罹患された方々、影響を受けられた方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。また医療の最前線で日々ご尽力されている医療関係者の皆様に心から敬意を表すとともに、深く感謝申し上げます。一日も早い感染の収束を心よりお祈り申し上げます。

当社は、この未曾有の事態において、製薬会社の使命である医薬品の安定供給や研究開発への影響の最小化に取り組むとともに、COVID-19に関する研究支援や拡大防止に関する社会支援活動など、さまざまな取り組みを実施しています。また、従業員とそのご家族を含むステークホルダーの皆様の安全確保と健康保持、感染拡大の防止を目的とした対策も講じています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する取り組み

1.医薬品の安定供給

  • 現時点で、COVID-19によって製品供給に直ちに支障をきたすような事態は発生していません。国内では、手指消毒剤等の需要が急増しており、当社の当該領域製品の供給量確保に向けて調整を進めています。
  • 自社工場や物流センターでの社員の感染防止対策の実施や感染者発生時の影響の最小化を検討しながら、引き続き状況の変化を注視し、必要な対応を実施していきます。
  • 医薬品の安定供給は当社の社会的使命であるとの認識から、大規模震災の発生や新型インフルエンザの大流行を想定した事業継続計画(BCP)を策定しています。さらに、災害等への即応力を強化するため、想定される個々のリスクに応じて必要な社則やマニュアル類を整備し、具体的なトレーニングや研修会を通じた従業員への啓発活動も実施しています。

    (ご参考)当社のリスク管理に関する取り組み https://www.ds-pharma.co.jp/profile/risk_management/

  • 中国では、COVID-19の二次感染症の推奨治療薬として当社子会社のカルバペネム系抗生物質製剤が取り上げられるなど需要が増しているため、現地生産体制の維持が難しい状況の中、当該製剤の供給を最優先に対応しています。

2.医薬品の研究開発への影響

  • 当社は、各国地域の薬事規制当局から発行される治験管理に関するガイダンスに則り、患者さんの安全や医療機関への負担に配慮し、治験責任医師やCRO(医薬品開発受託機関)との連携を行いながら治験を実施しています。
  • 新規施設組み入れや新規患者登録を行う試験など一部の試験において、新規患者登録を中断している試験もありますが、治験自体の中止はありません。
  • 患者さんの安全を考慮し、医療機関を訪問できない患者さんには、治験薬の事前郵送などの対応を行っています。
  • 当社および国内外におけるグループ会社は、引き続き、実施するすべての臨床試験について状況を注視し対応していきます。

3.研究に関する支援活動

  • 当社は、2020年3月に学校法人北里研究所が立ち上げた「COVID-19 対策北里プロジェクト」に1,000万円を寄付しました。本プロジェクトでは、COVID-19患者の検体に含まれる病原因子(ウイルス)SARS-CoV-2を分離し、既に承認を受けている医薬品の本ウイルスに対する効果などのスクリーニングを大規模に実施し、治療薬の早期発見によるCOVID-19患者の救命を目指しています。
    https://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/2020/20200331-1.html(2020年3月31日付けプレスリリース)
  • 当社は、厚生労働省の要請を受け、国立感染症研究所における「新型コロナウイルス感染症の治療に用いる医薬品の基礎的なスクリーニング計画」の協力の呼び掛けに応じ、医薬品原薬を提供しています。
  • 当社は、COVID-19対策の検討を行うコンソーシアムである「COVID-19 Research Database」にコラボレーターとして参画しています。本コンソーシアムはCOVID-19に関する研究を支援するために、米国での医療情報データベースの研究者への無料公開を目的として活動しており、当社の戦略的提携先であるRoivant Sciences Ltd.の子会社であるDatavant, Inc.も参画しています。本コンソーシアムの詳細は以下をご覧ください。
    https://covid19researchdatabase.org/(COVID-19 Research Databaseのウェブサイト)

4.感染症拡大防止に対する支援活動

(1)国内における支援活動について

  • 当社は、総合プラスチックメーカーである河村化工株式会社(本社:大阪府茨木市)の協力の下、フェイスシールド20,000個を、特定警戒都道府県を中心とした15都道府県に対して寄付しました。また、当社グループ従業員からの1,000万円を超える寄付金にて新たに20,000個のフェイスシールドを製作し、36道県へ寄付しました。
  • 当社の中国子会社である住友制葯(蘇州)有限公司を通じて、中国の製造企業にマスクおよびガウンの製造を委託して、マスク200,000枚およびガウン10,000着を調達し、日本の自治体または団体等に寄付しました。
    https://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/2020/20200428.html (2020年4月28日付けプレスリリース)

(2)海外における支援活動について


北米

当社の米国子会社であるサノビオン・ファーマシューティカルズ・インクが以下の活動を行っています。

  • 米国の災害時慈善活動センターのCOVID-19対策基金への支援金の寄付、マサチューセッツ州緊急事態管理局やニュージャージー州緊急事態管理事務局への医療防護具の寄付、自社食料品取扱業者との連携による団体への食料の寄付や財政支援を実施しています。
  • カナダのイノベーティブ・メディシンズ・カナダとの連携によりCOVID-19基金を設立しています。

中国

当社の中国子会社である住友制葯(蘇州)有限公司は、COVID-19による肺炎の発生の予防と抑制のため、中国赤十字基金会に100万元(約1,500万円)を寄付しました。
https://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/2020/20200129.html(2020年1月29日付けプレスリリース)

英国

当社の英国子会社であるサノビオン・ファーマシューティカルズ・ヨーロッパ・リミテッドは英国における国民保健サービス(NHS)の活動を支援するボランティアへの参画、フードバンクへの食料の寄付を実施しています。

当社および関連子会社における支援については、順次更新していきます。

5.社内外に対する感染防止対策

当社では、2020年2月15日に「COVID-19対策本部」を設置し、感染拡大防止策を講じています。日本国内での取り組みは以下のとおりです。

(1)社外関係者への感染拡大防止対策

  • 当社主催の社外関係者向けイベント(研究会、講演会など)は、原則オンライン会議などでの開催への変更または延期もしくは中止しています。開催する場合は、感染防止策(入退場時の制限、手指消毒、マスク着用、3密回避、室内の換気など)を徹底しています。また、参加人数は会議室収容定員の50%以下となるよう調整しています。
  • ご来社いただく機会を極力減らしていますが、当社への来訪時には検温、アルコール消毒、マスク着用をお願いしています。
  • 医療機関への訪問活動は、訪問が認められている施設を対象に、感染防止対策の上実施しています。併せて、ウェブ会議システムを通じたオンライン面談などの手段も活用しています。

(2)従業員への感染拡大防止対策

  • 海外へのすべての出張を原則禁止しています。
  • 国内の出張は遠隔会議での代替も考慮した上で、出張が必要な場合に限り可能としています。
  • 国内すべての事業所において、在宅勤務を推奨しています。出社する場合は、時差出勤を推奨し、出社する従業員の割合が50%以下となるよう調整しています。研究所や工場など、50%を超えて従業員が出社する必要がある部門では、従業員は会社の指示に従って出社しています。
  • 出社が必要な場合は、手指消毒、マスク着用、3密回避に努めるなど体調管理や感染リスク低減に努めています。
  • 在宅勤務においても毎日の検温を推奨しています。
  • 社内で実施する会議、集合研修は遠隔会議での代替も考慮した上で、対面で実施する必要がある場合は会議室収容定員の50%以下となるよう調整しています。外部主催のイベントへの参加は、必要性を検討し、最少人数で参加するよう推奨しています。
  • 社員本人にCOVID-19が疑われる症状が認められた場合は、自宅待機としています。
  • 同居する家族がCOVID-19に罹患した場合やその疑いがある場合は、自宅待機としています。

当社および国内外のグループ会社は、引き続きCOVID-19に関して各方面からの情報収集を行い、関係機関とも連携しながら必要な対応を速やかに実施していきます。