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まはなちゃんと一緒に挑戦!おくすりQ&A 病院の薬、薬局の薬 いったい薬っていくつあるのかな?薬局の薬の役割は?まはなちゃんと一緒に勉強しよう!

Q.1 医師の指示書(処方せん)をもらってから薬局で買う薬と、処方せんがなくても買える薬、多いのはどっち?

どちらか選択してね!

1.処方せんがいる薬 2.処方せんがいらない薬

正解!

残念!正解は処方せんがいる薬だよ!

まはなちゃんは、1と回答

処方せんが必要な薬が1000品くらいで、処方せんがなくても買える薬が500品くらいあるのかな?処方せんがいる薬は、人それぞれに合うように調合しなくてはならないから、たくさん種類が必要かなと思って。

どっちかな

Q&A解説

日常的によく目にするのは街の薬局やドラッグストアで見かける薬(市販薬)ですが、実際は処方せんが必要な薬(処方薬)のほうが、たくさんあります。まはなちゃんは処方薬の品目数は1000くらいと思ったようですが、約1万5000品目あります※1。一方、市販薬は約1万1000品目※2。処方薬ほどではないですが、こちらも想像以上に多いと感じるかもしれません。

処方薬と市販薬、品目数で比較すると3対2ですが、年間の生産金額は、処方薬が6兆3445億円、市販薬が6172億円、なんと約10倍のひらきがあります※3。

ところで、日本には「国民皆保険」という制度があるの、知っていますか? 病気やケガの治療費が高額なため支払えず、治療が受けられない……といったことがないように、薬代を含む治療費の大半を国が負担する制度です。多くの場合、個人負担は、かかった金額のおおむね1~3割ですみます。

患者さんの立場で考えればありがたい制度ですが、「国が負担する」というのは「税金でまかなう」ということ。薬代を含む医療費全体では年37兆4202億円が費やされ※4、医療費は増大の一途をたどり、国の財政を圧迫しているのが現状です。

  • ※1 厚生労働省:使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている医薬品について(平成25年8月1日現在)
  • ※2 一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールに関する検討会:これまでの議論のまとめ:平成25年6月
  • ※3 厚生労働省:平成23年薬事工業生産動態統計年報の概要
  • ※4 厚生労働省:平成22年度国民医療費の概況:2012年9月27日発表

想像以上の薬があってびっくり。“億”とか“兆”とか、金額もすごいのね。

Q.2 市販薬の外箱に、第1類、第2類、第3類って書いてあるの、見たことある?違いは何でしょう?

どれかを選択してね!

1かな?

1.効き目の強さ 2.副作用の強さ 3.値段 4.売れゆき

正解!

残念!副作用の強さだよ。

まはなちゃんは、1と回答

見たことはあったけれど、気にしたことはなかった~。

1かな?

Q&A解説

市販薬は、病院へいくほどでもない、症状が軽めの段階で使う薬です。処方薬に比べれば効き目も副作用も穏やかなものとはいえ、どのような薬も、副作用を引き起こす危険性があります。

市販薬は、副作用を引き起こす危険性が高い順に、第1類、第2類、第3類というグループに大きく分けられています。市販薬を販売する店では、このグループごとに、どのような資格を持つ人が売っていいか、買う人への説明が義務付けられているか、お店のどこに置いていいか……といった決まりがあります(参考記事:くすりのいろは テーマ1 くすりって何だろう Vol.3 自由に買える薬、買えない薬)。

このような分類ができた背景には、自分自身の健康に責任を持ち、軽いからだの不調は自分で手当てしましょうという「セルフメディケーション」の考え方があります。副作用に注意しながら市販薬を上手に使い、病気やケガが早く治れば、その分つらい思いをしなくてすみます。そして、今や大きな社会問題となっている医療費の増大を防ぐためにも、一人ひとりのセルフメディケーションが大切なのです。

参考:日本医薬品OTC協会(http://www.jsmi.jp/index.html):くすりの正しい使い方

病気を治したくて使った薬で副作用が出てしまわないように、薬剤師さんによく相談してから薬を使わないとね!