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まはなちゃんと一緒に挑戦!おくすりQ&A 薬の使い方vol.3 今回は子供の薬と大人の薬の違いと、あまった薬についての出題だよ。ファイト!

Q.1 大人の薬が使えるようになるのはいつから?

どれかを選択してね!

1.15歳から 2.20歳から 3.身長や体重によって決まる

正解!

残念!15歳から使えるよ!

残念!15歳から使えるよ!

まはなちゃんは、1と回答

薬についている紙に、「15歳以上は何錠」とか書いてあるの、見たことあるし。
15歳くらいになると、大人と同じような体格になるから大人の薬が使えるのかな。

これかな

Q&A解説

薬の世界において、大人扱いは原則的に15歳からです。まはなちゃんが言うように、体つきが大人並みになるからというよりは、からだの“内側”の問題のほうが大きいですね。

薬は、その役目を終えたら、体外へと速やかに排出されるべきもの。しかし子どものうちは、薬を分解して体外へと出すために働く肝臓や腎臓の機能が十分ではありません。また、薬の影響を受けやすい脳も未発達です。そのため副作用の危険性が高くなります。

これらの臓器が大人並みに成長する目安の年齢が15歳です。15歳未満でも、指示通りの量を守れば大人と同じ薬が使える場合もありますが、15歳になるまでは、のんではいけない薬の成分もあります。

ドラッグストアなどでは、15歳未満の子ども用として「ジュニア」「小児用」と書いてある薬を見かけます。使える年齢は、3歳から15歳、5歳から15歳など、薬によって決まっています。2歳未満の乳幼児は、これらの市販薬を使うよりも、医師の診察を受けさせることを優先するようにとすすめられています※1。

※1 厚生労働省:使用上の注意改訂情報:2008年7月4日指示分

私が使っている頭痛薬は大人も子どもも使える薬だけど、ちゃんと指示通りの量をのんでいるから大丈夫だね。

参考:日本製薬工業協会(http://www.jpma.or.jp/):日本の薬事行政:135, 2013

Q.2 お姉さんがお医者さんに出してもらった風邪薬。あまりをもらってのんでもいい?

どちらか選択してね!

ダメかな?

1.○ 2.?

正解!

残念!薬をあげたりもらったりしたらダメ!

まはなちゃんは、2と回答

ドラッグストアで買える薬なら、友達からもらってのんだことあるけど…

どっちかな?

Q&A解説

医師は、患者さんのからだを診察し、病気やけがを治すには薬が必要かどうか判断します。薬が必要なときは、患者さんの体質や年齢などを考えたうえで使うべき薬の種類や量を決めます。症状が同じようでも、ほかの人が使っている薬が自分に合うとは限りません。医師の指示のもとでのむ薬(処方薬)は通常、市販薬に比べて効き目が強く、副作用の心配も大きい薬。診察を受けた人以外の人は、使ってはいけないのです(参考記事:くすりのいろは テーマ1 くすりって何だろう Vol.3 自由に買える薬、買えない薬)。

また、たとえば医師に「3日分の薬を処方しますので、のみきってください」と指示された薬は、3日たたないうちに症状がなくなってものみ続けましょう。その薬は、病気の原因となる菌やウイルスを完全にやっつけるために3日間のむ必要があるのかもしれません。一方、医師に「症状がなくなったら薬をのむのをやめていいですよ」と言われる薬もあるので、服薬をやめていいタイミングについては、医師に確認を。

それから、あまった薬は処分しましょう。次に同じような症状が出たとき、自分で使うのもダメ。前にかかった病気と本当に同じ病気とは限りませんし、薬にも使用期限がありますから。

まはなちゃんのように、市販薬を友達にもらったことがあるかもしれませんが、市販薬にも副作用があります。また、目薬やぬり薬のように、同じ容器に入ったものを繰り返し使うようなタイプの薬を複数人で使うと、感染性の病気がうつる可能性もあります。

市販薬を購入するときは薬剤師などの専門家に相談し、使うときは保護者に相談しましょう。

市販薬でも、気軽にあげたりもらったりしてはいけないんだね。

参考:日本製薬工業協会(http://www.jpma.or.jp/):薬の情報Q&A55