ニュースリリース

2005年5月18日

プロテッツ社と注射用カルバペネムSMP-601に関するライセンス契約締結

当社は、米国のProtez Pharmaceuticals Inc.(本社:Malvern Pennsylvania、CEO:Christopher Cashman、以下プロテッツ社)と、当社が見出した注射用カルバペネム系抗生物質SMP-601に関するライセンス契約を締結しました。

当社は、世界初の1ベータメチルカルバペネム系抗生物質製剤「メロペン®」の開発で培った工業的製造技術に加え、構造活性相関研究を含むカルバペネムの合成・薬理研究に関する技術力を育んできました。このような技術基盤の下、SMP-601は、多剤耐性グラム陽性菌を含む幅広い起炎菌による感染症に対して優れた治療薬となる可能性のある開発候補化合物として見出されました。
SMP-601は、メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA、MRSE)やバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を含む各種グラム陽性菌に優れた抗菌作用を示すとともに、アンピシリン耐性インフルエンザ菌や大腸菌などのグラム陰性菌に対しても活性を示します。また、薬物動態研究により、従来のカルバペネムに比べて優れた薬物動態特性が期待されています。

SMP-601の早期の開発・上市を図るため技術導出先を検討してきた結果、米国のプロテッツ社から強い興味表明があり、両社で契約内容について検討してきた結果、このたび合意に至り、契約締結となったものです。
プロテッツ社は、英国のBTGが出資し、2003年に設立された開発型ベンチャー企業で、難治性感染症治療薬、新規メカニズム抗菌薬の研究開発を行っています。

当社は、プロテッツ社とライセンス契約を締結することにより、日米欧での早期の開発・上市を目指していきます。

プロテッツ社の会社概要

・Company name Protez Pharmaceutical Inc.
・President and CEO Mr. Chris Cashman
・本社 Malvern Pennsylvania USA
・概要 2003年英国TLOのBTGが0.8milUSD出資、設立した開発型ベンチャー企業(他に、イリノイ州立ベンチャーキャピタル(VC)、NHIなどから助成金を得ている)。感染症領域研究開発に特化した企業であり、難治性感染症治療薬、 新規メカニズム抗菌薬の研究開発を行っている。開発パイプラインには、Bacteria Potentiator、Anti-Biofilm、Effilux Pump Inhibitorを持っている。

以上