ニュースリリース

2005年5月11日

骨補填材事業の譲渡で基本合意

オリンパスバイオマテリアル株式会社(代表取締役社長:水野 均、本社:東京都新宿区 以下オリンパスBM)、住友大阪セメント株式会社(取締役社長:小田切康幸、本社:東京都千代田区 以下住友大阪セメント)ならびに住友製薬株式会社(取締役社長:岡本 康男、本社:大阪府大阪市 以下住友製薬)の3社は、住友大阪セメントが製造し、住友製薬が販売する骨補填材の事業部門をオリンパスBMが譲り受けることに関し基本合意に達しました。今後、具体的な条件の検討を行い、2005年6月末日に譲渡を完了する予定です。

1.事業譲渡の目的
オリンパスBMは、2004年9月1日に、オリンパス株式会社(代表取締役社長:菊川 剛)の100%子会社として発足し、オリンパスの生体材料事業を承継するとともに、将来の再生医療事業に向けた研究開発に取り組んでおります。同社の生体材料事業では、整形外科分野に骨補填材オスフェリオン(成分:beta-リン酸三カルシウム)を製造販売しております。今回の事業譲り受けにより、骨補填材ボーンセラム(成分:ハイドロキシアパタイト)を商品ラインアップに加えて、整形外科分野の更なる事業強化と脳神経外科・形成外科分野へと事業拡大が図れるものと考えております。

住友大阪セメントは、新材料事業部にてナノ粒子技術を活用した透明機能性塗料、FPD向け機能性フィルムなどのナノ粒子材料の製造・販売をコア事業と位置付けて事業を進めております。今般、コア事業とのシナジー効果が期待できない骨補填材事業を譲渡することにより、ナノ粒子技術へ経営資源を集中投下し、より効率的な事業体制の構築を行うことができると考えております。

住友製薬は、医療用医薬品事業の基盤強化を進めるとともに、生体材料の事業の育成を図ってまいりましたが、厳しい事業環境下、単品での事業発展には一定の限界があり、同じ事業を営む企業との提携等も考えてまいりました。ボーンセラムは多様な成型体を有する骨補填材で、医療現場から高い評価をいただいており、オリンパスBMの製品とタイアップさせることで、本事業の拡大を図ることができると考えました。

こうした状況に鑑み、住友大阪セメントと住友製薬は、骨補填材事業の更なる発展のために、同事業を整形外科分野の医療機器メーカーへ営業譲渡するのが最良の選択と判断いたしました。

今回、こうした3社の認識が一致し、住友大阪セメントと住友製薬の同事業を、オリンパスBMに譲渡することが最も適切であるとの合意に至りました。

2.基本合意の内容(譲り受け対象)
住友大阪セメントおよび住友製薬の骨補填材事業に関わる開発、製造、販売事業

3.日程(予定)
2005年6月末日 営業譲渡契約の締結
2005年8月1日 営業譲渡実施

4.各社の概要
(1)オリンパスバイオマテリアル株式会社

商号 オリンパスバイオマテリアル株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿2-3-1
代表者 代表取締役社長 水野 均
主な事業内容 生体材料事業、再生医療事業および関連製品の研究開発および製造、販売
会社設立 2004年9月1日
資本金 4,800万円

(2)住友大阪セメント株式会社

商号 住友大阪セメント株式会社
所在地 東京都千代田区六番町6-28
代表者 取締役社長 小田切康幸
主な事業内容 各種セメントの製造・販売、石灰石、光通信機器・部品、透明導電材料等の製造・販売他
会社設立 1907年11月29日
資本金 416億円

(3)住友製薬株式会社

商号 住友製薬株式会社
所在地 大阪市中央区道修町二丁目2-8
代表者 取締役社長 岡本 康男
主な事業内容 医薬品、診断薬試薬及び医療用機器の製造・販売
会社設立 1984年2月6日
資本金 90億2千万円

以上