ニュースリリース

2004年5月31日

独メルクレ社とリコフェロンに関するライセンス契約締結

当社は、独Merckle社(本社:ドイツ・ウルム市、以下メルクレ社)と、解熱鎮痛消炎薬候補化合物リコフェロン(一般名)に関するライセンス契約を5月28日に締結し、日本におけるリコフェロンの開発・販売権を取得しました。

リコフェロンは、メルクレ社が開発中の解熱鎮痛消炎薬候補化合物で、現在、欧州で臨床第三相試験を実施中です。本化合物は、COX-2(シクロオキシゲナーゼ-2)選択的阻害剤に代表される非ステロイド系抗炎症薬には認められない関節軟骨保護作用を持つため、変形性関節症の新しい治療剤になる可能性があります。そこで当社は、新たな作用機序を有する解熱鎮痛消炎薬として本剤が変形性関節症の治療に貢献できると考え、日本での早期の開発・上市を目指すこととしました。

非ステロイド系抗炎症薬は、変形性関節症や腰痛症、頸腕症候群、肩関節周囲炎などの治療に用いられており、日本では約390万人の患者さんがおられます。
当社は、骨・炎症分野では、解熱鎮痛消炎薬としてインドメタシンを主成分とする「インテバン®」シリーズや、骨粗鬆症治療薬の「ダイドロネル®」を販売しています。また、抗リウマチ剤候補化合物のSMP-114を開発中です。本剤が加わることで、当社の重点領域である炎症領域の製品パイプラインが一層充実することになります。

当社は、今後、リコフェロンの有効性・安全性に関する臨床試験に着手し、早期の承認取得を目指します。

メルクレ社の会社概要

代表者 Dr. Philipp Merckle
本社 Ulm, Germany
設立 1881年
売上高 52.6 mil Euro(2003年のドイツ国内売上高)
従業員数 1,738人 (2003年)
事業内容 新規医薬品の製造販売

以上