ニュースリリース

2002年4月25日

片頭痛治療薬 ナラトリプタン(Naratriptan)に関する契約締結

グラクソ・スミスクライン株式会社
住友製薬株式会社

グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:マーク・デュノワイエ、以下GSK)と住友製薬株式会社(本社:大阪市中央区、社長:横塚 実亮)は、この度、グラクソ・スミスクライン社が開発した片頭痛治療薬ナラトリプタン(Naratriptan)のライセンス契約を締結しましたのでお知らせいたします。

ナラトリプタンは、5-HT1B/1D受容体作動型の片頭痛治療薬で、血中濃度持続時間が長く、患者さんにとって苦痛である片頭痛の再発率を低く抑えることを特徴として、既に海外76カ国で承認されており、日本ではGSKが現在開発中で、フェーズIIの段階にあります。

両社は、同ライセンス契約により、GSKによってこれまで進められてきたナラトリプタンの開発を基盤として、両社の緊密な協力体制による共同開発を推進してまいります。本契約に基づき、GSKは、住友製薬に対し日本国内におけるナラトリプタンの開発および販売権を許諾しました。

また、ナラトリプタンの原体あるいは製剤バルクは、グラクソ・スミスクライン社より住友製薬へ供給されます。

日本人の片頭痛患者数は、約600~840万人と推定されていますが、そのうち実際に医師の治療を受けているのは約15%程度であり、定期的に受診している患者は2.7%で、多くの患者は市販薬を服用しているのが現状です。GSKは、2000年4月に、日本で最初のトリプタン製剤である「イミグラン®」(一般名:コハク酸スマトリプタン)の注射剤を、翌2001年8月には「イミグラン®」の錠剤を発売しました。また、点鼻液も2001年に申請しており、今後も片頭痛分野でのポジションを強化するとともに、市場拡大に取り組んでいきます。一方、精神・神経系を重点領域の一つと位置付けている住友製薬は、かねてから片頭痛分野に注目しており、新たな展開を模索していましたが、同分野の強化についてGSKの方針と一致し、今回の合意に至ったものです。

本契約締結を機に、GSKと住友製薬は協力して日本における片頭痛の治療普及を推進し、片頭痛患者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献したいと考えています。

以上