ニュースリリース

2001年6月21日

カルバペネム系抗生物質のキット製剤
「メロペン®点滴用0.5g(キット)」新発売

当社は、本日、カルバペネム系抗生物質製剤「メロペン®点滴用0.5g(キット)」(以下「メロペン®(キット)」)を発売いたしました。

「メロペン®(キット)」は、当社と株式会社大塚製薬工場が共同開発したキット製剤で、一つのプラスチック容器に隔壁を設けて、上室にメロペネム三水和物0.5g(力価)、下室に溶解液として生理食塩液100mLを充填したダブルバッグ方式を採用しています。
注射用抗生物質とその溶解液をキット化することは、異物混入の防止、調整精度の向上、薬剤の取り違えの防止などの医療上の有益性が認められるとともに、溶解調整時の負担軽減、保管容積・廃棄物量の低減など、利便性の向上も期待できます。

「メロペン®」は、当社が自社開発した点滴用カルバペネム系抗生物質製剤で、1995年9月に日本国内でバイアル製剤として発売しました。グラム陽性菌からグラム陰性菌まで広い抗菌スペクトルを有し、特に緑膿菌、インフルエンザ菌、腸内細菌科などのグラム陰性菌に対して強い抗菌力を示します。また腎毒性低減剤などの配合を必要とせず、世界で唯一の単剤で使用できるカルバペネム系抗生物質です。
欧米では、導出先の英国アストラゼネカ社が世界80カ国以上で販売しており、英国ではカルバペネム系抗生物質内シェアの約80%を獲得しています。米国でも1996年にFDAで承認され、National Committee for Clinical Laboratory Standards(NCCLS、米国臨床検査法標準化委員会)の「感受性検査に選択すべき抗菌剤」に推奨されるなど高い評価を得ています。

当社は、今後も「メロペン®」の有用性やキット製剤の利便性を迅速かつ的確に医療関係者に情報伝達し、医療に貢献していきたいと考えます

以上