ニュースリリース

2001年1月5日

ジーンロジック社と
遺伝子発現情報データベース使用契約の締結

当社は、ゲノム情報に基づいた創薬を強化するため、Gene Logic社(米国メリーランド州、以下「ジーンロジック社」) と、同社の遺伝子発現情報に関するデータベースの使用権に関する契約を平成12年12月26日に締結しました。
ジーンロジック社は、遺伝子発現に関する情報を提供するゲノムベンチャー企業で、日本の企業に初めて同社データベースの使用権を供与します。

本契約の締結により当社は、ジーンロジック社の遺伝子発現情報データベースと毒性関連遺伝子発現情報データベースを使用できることとなりました。
ジーンロジック社の遺伝子発現情報に関するデータベースは、DNAチップ技術と優れたバイオインフォマティクス技術に基づいて構築されており、世界有数のものです。遺伝子発現情報データベースは、ヒトおよび動物の各遺伝子の正常および疾患組織、培養細胞での発現変動などの情報を有しており、毒性関連遺伝子発現情報データベースには、毒性物質投与時の遺伝子発現に関する情報があります。
当社では、ジーンロジック社と当社のDNAチップ技術に共通性があるため、ジーンロジック社のデータベースに当社のデータを結合して、ゲノム創薬研究に有機的に活用していく計画です。

遺伝子情報データベースについては、平成12年11月にインサイト社と遺伝子配列データベースの使用権に関する契約を締結していますが、このたびのジーンロジック社との提携により、これまで取り組んできたゲノム創薬研究を一層強化でき、さらには創薬研究全体の効率化が推進できるものと期待しています。

当社は、ゲノム関連研究を最重点研究の一つとして強化を進めています。平成12年10月に住友化学と共同で設立したゲノム科学研究所が中心となり、他の創薬研究所などと連携して、新規創薬ターゲット遺伝子(蛋白質)の探索およびその機能解析や、開発候補化合物の作用メカニズム解明、副作用予測などを行うことにより、先進的かつ明快なコンセプトを有する医薬品の創製に取り組んできています。

以上

○ジーンロジック社 会社概要
会社名 ジーンロジック社(Gene Logic Inc.)
設立 1994年
本社 米国メリーランド州 Gaithersberg
社長(CEO) マイケル ブレナン(Michael J. Brennan)
従業員数 約200名
事業内容 遺伝子発現情報の提供
主要製品 「GeneExpress」
(遺伝子発現情報データベース「BioExpress」と毒性関連遺伝子発現情報データベース「ToxExpress」から構成される)
売上高 19百万ドル(1999年)