ニュースリリース

2004年12月27日

犬用慢性心不全改善剤「アピナック®錠」新発売のお知らせ

大日本製薬株式会社(本社:大阪市、社長:宮武 健次郎)は、2005年1月5日に、犬用慢性心不全改善剤「アピナック®錠」(主成分:アラセプリル)を新発売いたしますので、お知らせいたします。

アラセプリルは、当社が創製し自社開発したACE(アンジオテンシン転換酵素)阻害剤であり、医療用医薬品(高血圧症治療剤)として「セタプリル®」の商品名で販売されています。「アピナック®錠」はアラセプリルの動物用医薬品への転用品です。

アピナック®錠」の特長は、以下のとおりです。

  • アピナック錠は、ACE阻害作用に加え、交感神経抑制作用による二つのルートでの血管拡張を示すことで、慢性心不全時の心臓の負荷を軽減する。
  • アピナック錠の代謝物が有する「SH基」には、様々な疾病の原因と言われている活性酸素を消去する作用が認められている。

犬の僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全は進行性の疾患で、特に小型犬、老齢犬に多く見られ、完治が困難であることから、現段階では心臓の負荷を薬剤で軽減することがペットのQOL(生活の質)を改善する上で最善策とされています。現在、ACE阻害剤が第一選択薬として定着してきています。
一方、本疾病は初期には殆ど症状を示さないといわれ、知らず知らずの内に病気が進行するため、早期発見、早期対応がQOL改善の重要なポイントとなります。

当社は、「アピナック®錠」の上市にあたり、初期症例から薬剤による内科療法を推奨することで、ペットのQOL改善に貢献するとともに、市場の拡大を図ります。

なお、当社は、これまで販売してきた犬用心不全用薬(商品名:「エナカルド錠」)について、仕入先との契約終了に伴い、本年末をもって販売を終了いたします。

以上

(ご参考)

アピナック®錠」の製品概要

製品名: アピナック錠12.5mg/25mg
組成: アピナック錠12.5mgは1錠中アラセプリルとして12.5mgを含有する。
アピナック錠25mgは1錠中アラセプリルとして25mgを含有する。
効能・効果: 犬:僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全
用法・用量: 通常、犬に体重1kg当たりアラセプリルとして、1日量1~3mgを
1~2回に分割して経口投与する。
包装: 2製品共に100錠(10錠PTP×10シート)。要指示医薬品。

以上