ニュースリリース

2004年12月14日

塩酸モルヒネ注射液(局方品)の用法追加承認のお知らせ

三共株式会社

塩野義製薬株式会社

大日本製薬株式会社

武田薬品工業株式会社

田辺製薬株式会社

三共株式会社、塩野義製薬株式会社、大日本製薬株式会社、武田薬品工業株式会社、田辺製薬株式会社の5社は、本年12月7日付けで、日本薬局方 塩酸モルヒネ注射液1%製剤(10mg、50mg)に、「激しい疼痛時における鎮痛」「中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛」に対する新たな用法として硬膜外投与及びくも膜下投与の承認を得ましたのでお知らせいたします。

塩酸モルヒネの硬膜外投与、くも膜下投与は、WHO方式がん疼痛治療法において、持続皮下投与では十分な鎮痛効果が得られない場合や腹水貯留などモルヒネの体内動態の個人差から適正使用が難しい場合の投与法として推奨されています。また、術後疼痛などの激しい痛みに対しても、経口投与や他の非経口投与法(直腸内投与、静注、皮下注)に比べ少ない投与量で同等の鎮痛効果が得られ、作用時間も長いことから、侵襲範囲の広い手術では広く臨床使用されてきました。

2001年に関連学会から、塩酸モルヒネ注射液の硬膜外及びくも膜下投与の用法拡大の要望書が厚生労働省に提出され、これを受けて2003年1月に塩酸モルヒネ注射液を製造する5社の共同で用法追加の申請を行っておりました。

このたびの硬膜外及びくも膜下投与の承認取得により、痛みに苦しむ患者さまの疼痛治療に貢献できるものと期待しております。

各社の塩酸モルヒネ注射液の商品名は次のとおりです。

会社名 商品名
三共 塩酸モルヒネ注射液「三共」(10mg/50mg)
塩野義製薬 塩酸モルヒネ注射液「シオノギ」10mg/50mg
大日本製薬 アンペック注(10mg/50mg)
武田薬品工業 塩酸モルヒネ注射液「タケダ」10mg/50mg
田辺製薬 塩酸モルヒネ注射液10mg/50mg「タナベ」

以上