ニュースリリース

2004年6月30日

マウスES細胞用無血清培地の新発売について

大日本製薬株式会社

ステムセルサイエンス株式会社

大日本製薬株式会社(本社:大阪市、社長:宮武 健次郎)は、ステムセルサイエンス株式会社(本社:神戸市、社長:中島 憲三)が独立行政法人 理化学研究所からライセンスを受け、製品化した「フィーダー細胞を用いずにマウスES細胞の培養が可能な無血清培地」を7月1日に新発売しますのでお知らせします。

一般に、マウスES細胞の培養に用いる培地中にはウシ胎仔血清などが必要とされています。しかし、ウシ胎仔血清には多くの未知因子が含まれているうえ、生体由来成分のため製品のロット間差が大きく、また、感染性生物混入の危険性など多くの意図しない要因が潜んでおります。
更に、マウスES細胞はフィーダー細胞との共培養を行わなければ未分化な状態を維持することが困難であり、マウスES細胞の研究者は、ウシ胎仔血清のロットチェックやフィーダー細胞の調製などに莫大な労力と時間を費やしているのが現状です。

このたび新発売いたします「カルチセル無血清培地(ES細胞用)」(CultiCell Medium for Embryonic Stem Cells)は、上記課題に対して
①生体由来の未知タンパク質(加水分解産物)や他の未知成分などが含まれていない。
②フィーダー細胞なしに未分化のES細胞が選択的に培養できる。
という特長を有し、再生医療の研究分野に大きく貢献する製品であると考えております。

なお、両社による本製品の販売提携合意については、本年6月1日にステムセルサイエンス(株)より公表されています。

以上