ニュースリリース

2004年2月6日

第2期中期経営計画の修正について

大日本製薬株式会社(本社:大阪市、社長:宮武健次郎)は、2002年5月に発表いたしました第2期中期経営計画(2002年度~2006年度)を見直し、このほど2006年度を最終年度とする修正第2期中期経営計画を策定しましたのでお知らせいたします。

2002年度からスタートした第2期中期経営計画は「質的経営の実現」を基本方針として、急激に変化する経営環境に適応し、当社の更なる成長を目指すべく策定されたものです。しかしながら、2003年に第2期中期経営計画において収益基盤の柱となるべく期待していた合成抗菌剤「ガチフロ」の市場性変化や国際戦略製品として位置付けていた糖尿病治療薬の開発中止などにより国内外の売上及び利益計画の修正を余儀なくされました。このため早急に、社内に経営革新委員会および製品戦略委員会を設けて今後の経営課題とその解決策を検討し、このたびの修正計画に至りました。

今回の修正第2期中期経営計画では経営目標数値は変更いたしますが、基本方針「質的経営の実現」は変更することなく、よりスピードを重視し、以下の経営課題を中心に強力に推し進めてまいります。

1.2006年度経営目標の修正

連結 単体
当初計画 修正計画 当初計画 修正計画
売上高 (億円) 1,650 1,450 1,500 1,300
営業利益率 (%) 17.0 11.0 18.0 11.5
ROE(%) 10.0 6.8 10.0 6.6
EPS(円) 96.0 55.0 95.0 53.0
海外売上比率 (%) 7.0 5.0 7.6 5.4
従業員数 (人) 2,350 2,330 2,200 2,200

※2006年3月末でアボット社との現行合弁契約は終結し、その後の契約については 未定ですので2006年度はアボット品の売上を加味しておりません。

2.主要経営課題

  • 国内医薬品事業の強化
    当社の主力品である消化管運動促進剤「ガスモチン」、末梢循環改善剤「プロレナール」などの利益貢献品への経営資源の戦略的配分を行い、製品ポテンシャルの最大化を通し売上の極大化を図っていきます。また、ロナセン(統合失調症治療剤)、ザニジップ(カルシウム拮抗剤)の新製品を効果的に投入し、早期に育成を図っていきます。
  • 研究開発への積極的投資
    研究開発へは当初計画通り重点的に投資を行い、新たな価値を有する化合物の創出と開発品の早期上市を図ります。また研究開発の一層の効率化にも注力していきます。
  • 海外事業基盤の整備
    AC-3933(痴呆治療剤)、AC-5216(不安・うつ病治療剤)、AS-3201(糖尿病合併症治療剤)の国際戦略製品を積極的な導出戦略のもとグローバルな開発を促進し、海外事業基盤の整備を進めていきます。
  • 更なるコスト削減
    第1期中期経営計画のトータルコスト削減を目指した「プロジェクトCR30」に引き続き、当中計においても間接部門の機能見直しによる固定費の削減、調達機能の強化によるコスト削減など、更なる合理化・効率化に取り組んでいきます。
  • 人事制度改革
    基本方針である「質的経営の実現」のためには人的資源の質向上が不可欠です。成果主義の 徹底、報酬体系の見直しなどにより企業競争力を高め、社員の意欲向上を目指した新しい 人事制度を導入し、社内の活性化を図ります。

以上