ニュースリリース

2002年8月5日

動物薬事業の譲渡について

大日本製薬株式会社(本社:大阪市、社長:宮武 健次郎)と田辺製薬株式会社(本社:大阪市、 社長:葉山 夏樹)は本日、田辺製薬の動物薬事業を大日本製薬へ営業譲渡することに合意しましたのでお知らせいたします。

大日本製薬では、動物関連事業を医薬品事業に次ぐ重要な事業として位置付けています。 現在、小動物分野に注力して事業活動を展開しており、動物関連分野でのリーディングカンパニーとしての位置にあります。 しかし、業界内での再編・統合が活発化しており、動物薬市場で勝ち残るには従来の小動物分野の拡大化に加えて、畜産・水産などの産業動物分野の事業充実化を図って事業規模を拡大していく必要があります。

一方、田辺製薬の動物薬事業は、日本国内において主に家畜や水産などの産業動物を対象にした特徴ある動物薬を提供し、市場で高い評価を得ています。しかしながら、これら畜産・水産向け市場に特化したままでは、単独での事業継続は難しいとの判断から、他社との提携や売却なども視野に入れ今後の事業展開を検討していました。

このたびの営業譲渡により、大日本製薬は田辺製薬の畜産・水産市場の経営資源を活用して、動物薬のメイン市場である産業動物分野への本格参入が可能となり、小動物分野へのシナジー効果も期待しています。 また、動物薬市場での確固たる地位を確立すべく事業発展に取り組んでいきます。

他方、田辺製薬はこれまで取り組んできた事業再構築を一歩進めることで、中核事業である医療用医薬品事業に経営資源をさらに重点投下することが可能となり、医療用医薬品市場における競争力および研究開発力の一層の強化に取り組んでまいります。

以上

※ 本件は、田辺製薬株式会社との共同発表です。

(参考資料)
  • 1) 営業譲渡予定日:平成14年11月1日
  • 2) 大日本製薬のアニマルサイエンス(動物関連)事業の概要
    売 上 高 : 246億46百万円(平成14年3月期)
    売上構成: 小動物関連(94%)、畜産関連(5%)
    従業員数: 75名
  • 3) 田辺製薬のアニマルヘルス(動物薬)事業の概要
    売 上 高 : 26億43百万円(平成14年3月期)
    売上構成: 畜産関連(63%)、水産関連(36%)、小動物関連(1%)
    従業員数: 25名

以上