ニュースリリース

2001年12月21日

カルシウム拮抗剤「塩酸レルカニジピン」の共同開発および併売のお知らせ

株式会社ツムラ(本社:東京都千代田区、社長:風間八左衛門)と大日本製薬株式会社 (本社:大阪市、社長:宮武健次郎)は、ツムラが開発中のカルシウム拮抗剤「塩酸レルカニジピン」を共同開発ならびに併売することに合意し、本日、覚書を締結しましたのでお知らせします。

  • 1. 開発品目の内容
    一般名 塩酸レルカニジピン(Lercanidipine Hydrochloride)
    開発コード TJN-324
    開発ステージ Phase-III
    適応予定 高血圧症
    上市予定時期 2004年度
    特徴 塩酸レルカニジピンは、イタリアの国際的製薬・化学企業であるレコルダッチ社が開発したカルシウム拮抗剤であり、日本においては、ツムラが開発を行っている。血管細胞膜への貯留性が高いため、血管への選択性が高く、心臓への抑制作用が少ないことが特徴である。国際的な臨床試験により、1日1回の経口投与で血圧を良好にコントロールでき、副作用も少ないことが確認されている。全てのEU加盟国とオーストラリアなど41カ国において承認取得済みで、30カ国で販売されている。また米国をはじめとする40カ国で承認申請中である。
  • 2. 高血圧症治療薬(カルシウム拮抗剤)の現況

    日本における高血圧症の潜在患者は約2,000万人といわれている。この治療に用いられる降圧剤の総市場は約6,000億円で、このうちカルシウム拮抗剤が約3,200億円を占めるほか、ACE阻害剤、AII受容体拮抗薬などがある。カルシウム拮抗剤においては最新の第Ⅲ世代といわれる薬剤が大きく伸張しており、塩酸レルカニジピンはこの第III世代のカルシウム拮抗剤アムロジピンに続くものとして期待されている。

以上

*本件は、株式会社ツムラとの共同発表です。