ニュースリリース

2001年5月15日

精神分裂病治療薬の導出について

大日本製薬株式会社(本社:大阪市、社長:宮武 健次郎)では、当社が創製し開発中の精神分裂病治療薬「ブロナンセリン(一般名)」 (開発番号 AD-5423)を、スペインのアルミラル・プロデスファーマ,S.A.(以下、アルミラル社)へ導出するライセンス契約をこのほど締結いたしましたのでお知らせいたします。

この契約において、当社はアルミラル社に対し、日本、中国、韓国、台湾を除く全世界において、 ブロナンセリンを独占的に開発・販売する権利を付与しております。

ブロナンセリンは、既存の抗精神病薬とは異なった化学構造を有する精神分裂病治療薬です。 ドーパミンD2受容体およびセロトニンS2受容体の遮断作用を有しており、精神分裂病の陽性症状(幻覚、妄想など)のみならず、陰性症状(感情の平板化、意欲低下など)に対する改善効果も期待されます。 また、類薬に比べ錐体外路症状や血圧低下等の副作用が少ないことも期待されます。
ブロナンセリンは日本国内では現在臨床試験(フェーズIII試験)の段階にあります。

アルミラル社は、スペイン最大手の製薬企業であり、当社は、主力製品の一つである抗アレルギー剤 「エバステル®」の日本および台湾における開発・販売権のライセンスを、同社から受けております。

以上

(ご参考)
アルミラル社の概要

  • 会社名:Almirall Prodesfarma,S.A. (アルミラル・プロデスファーマ,S.A.)
  • 本 社:General Mitre,151,08022 Barcelona, Spain
  • 社 長:Dr. Jorge Gallardo (ホルヘ・ガリヤルド氏)
  • 年 商:91,400百万ペセタ (約600億円) (1999年)
  • 従業員数:約1,800人

以上