ニュースリリース

1997年6月30日

英国オックスフォード・モレキュラー社との契約について

大日本製薬株式会社(本社:大阪市、社長:渡守武 健)は英国のベンチャー企業であるオックスフォード・モレキュラー社(以下 OM社と略、本社:英国 Oxford、社長:Tony Marchington)と、同社が所有するコンピュータ支援分子設計(CAMD)技術およびコンビナトリアル・ケミストリー技術導入に関する契約を本日締結しましたのでお知らせいたします。
新薬の探索研究では、いかにして化学構造的に多様性に富む新規化合物を多数合成し、スクリーニングに供していくかという点が重要です。
コンビナトリアル・ケミストリー技術は、このような要件を満たすために考案された化合物合成技術であり、スクリーニング化合物の数量的確保のために世界各国の製薬企業が注目している技術です。

この度の当社とOM社との契約では、OM社はCAMDを用いて医薬最適化合物をドラッグデザインし、これに基づき同社関係会社であるケンブリッジ・コンビナトリアル社(以下 CC社、本社:英国 Cambridge、社長:Allan Marchington)がコンビナトリアル・ケミストリー技術により化合物を合成し、当社へ供給することになります。また当社がデザインした化合物の合成も行います。併せてOM社の協力を得て、当社のコンビナトリアル・ケミストリー技術確立も図ります。
本契約により、当社は独創的な新薬候補化合物の創出および探索研究の効率化が図られるものと期待しております。

OM社は1989年に英国 Oxford大学研究者を中心に、創薬のためのCAMDソフトウェアを作製、販売することを目的に設立された会社で、オックスフォード・モレキュラー・グループ社(以下 OMG社)の一つです。1994年にはOMG社としてロンドン株式市場に上場されています。CC社は、医薬品探索研究のための化合物設計、合成および供給を事業とし、OMG社からの出資により1997年に設立された会社です。またCambridge大学もCC社の株主となっています。

以上