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2015年01月29日印刷はこちらからライセンス

非定型抗精神病薬ルラシドンのタイ、シンガポールおよび香港における提携のお知らせ

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、このほどDKSH (Thailand) Limited (本社:タイ・バンコク)と、当社が創製した非定型抗精神病薬「ルラシドン塩酸塩」(一般名、以下「ルラシドン」)のタイ、シンガポールおよび香港における流通販売契約を締結しましたので、お知らせします。

この契約に先立ちDKSHの各国法人と締結した承認申請業務委託契約に基づき、DKSH (Thailand)Limitedが2014年11月にタイにおいて、DKSH Hong Kong Limitedが2014年12月に香港において、ルラシドンの統合失調症を適応症とする新薬承認申請を行いました。また、DKSH Singapore Pte Limited が2015年2月にシンガポールにおいて申請する予定です。タイ、シンガポールおよび香港におけるルラシドンの承認取得後、当社はDKSH (Thailand)Limitedに対しルラシドンの製剤バルクを供給し、DKSH各国現地法人が、タイ、シンガポールおよび香港においてルラシドンを販売します。

当社は、ルラシドンをグローバル戦略品と位置付けています。現在、ルラシドンは、米国、カナダ、スイス、英国、ノルウェーで販売されており、販売地域の拡大を進めています。このたび当社は、ルラシドンのグローバル展開の一環として、DKSH (Thailand) Limitedと提携し、ルラシドン事業をタイ、シンガポールおよび香港において展開することにしました。より多くの患者さんにルラシドンを提供することにより、統合失調症患者さんの治療に貢献できることを期待しています。

以上

(ご参考)

【ルラシドンについて】

ルラシドンは、大日本住友製薬が創製した独自な化学構造を有する非定型抗精神病薬であり、ドーパミン-2、セロトニン-2A、セロトニン-7 受容体に親和性を示し、アンタゴニストとして作用します。セロトニン-1A 受容体にはパーシャルアゴニストとして作用します。また、ヒスタミンとムスカリン受容体に対してはほとんど親和性を示しません。

ルラシドンは、成人の統合失調症を適応症として、2011年2月より米国、2012年9月よりカナダ、2013年9月よりスイス、2014年8月より英国、2014年9月よりノルウェーにおいて、「LATUDA®」として販売されています。日本および中国では、当社が統合失調症に対する承認取得を目指し第Ⅲ相臨床試験を実施しています。また、欧州等30か国においては武田薬品工業株式会社、南米4か国においては第一三共株式会社、台湾においては生達化学製薬股有限公司と提携し、ルラシドンの事業展開を進めています。

【DKSHについて】

DKSHは、アジアを中心としたマーケットエクスパンションサービスの大手プロバイダーです。この「マーケットエクスパンションサービス」によって、顧客企業やそのブランドの新市場や既存市場におけるビジネスの拡大を支援します。
2012年3月にスイス証券取引所に上場したDKSHグループは、チューリッヒに本社を置くグローバル企業です。世界35か国に735のビジネス拠点を有し、そのうち710拠点をアジアで展開しています。約2万7,200人の専門知識を備えた社員を擁しており、2013年のグループ年間売上高は96億スイスフランを達成しました。
DKSHヘルスケア部門は、アジア14か国に150のビジネス拠点、約9,050人の専門知識を備えた社員を有し、160,000以上の顧客企業にサービスを提供しています。2013年のDKSHヘルスケア部門の年間売上高は、43億スイスフランです。

以上