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2013年05月16日印刷はこちらから研究開発

BBI608の米国臨床腫瘍学会(ASCO)での発表内容に関するお知らせ

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、開発中の抗がん剤「BBI608」に関し、米国臨床腫瘍学会(ASCO:American Society of Clinical Oncology)の2013年年次総会(開催時期:5月31日~6月4日、開催場所:米国シカゴ)において、以下の試験結果が発表されますので、お知らせします。

抄録番号: # 2542
演題: A Dose Escalation Phase 1 Study of a First-In-Class Cancer Stemness Inhibitor in Patients with Advanced Malignancies
発表日時: 2013年6月3日(月)8時00分~11時45分(現地時間)
プログラム: General Poster Session:Developmental Therapeutics
発表場所: S Hall A2 Brd. 2C
試験結果概要: 41人の成人進行性がん患者に1日当たり20 mg から 2000 mgが投与されましたが、副作用は総じて穏やかであり、MTD(最大耐用量)は確認されませんでした。評価可能な患者26例中17例がSD(stable disease:安定)を達成し、DCR(病勢コントロール率)は65%でした。18人の結腸直腸がん患者のうち、評価可能な患者12例中8例(67%)でSDを達成し、PFS(無憎悪生存期間)の中央値は14週、OS(全生存期間)の中央値は47週でした。

なお、抄録番号および演題につきましては、2013年5月9日に開示しています。

(ご参考)

BBI608は、米国子会社Boston Biomedical, Inc.(BBI社)が創製し、開発中(北米で第III相臨床試験段階)の抗がん剤です。BBI608は、がん細胞に加え、幹細胞様性質を有するがん細胞(がん幹細胞)に対しても作用して、抗腫瘍効果を発現する新しいメカニズムの低分子化合物です。がん幹細胞およびがん細胞の両方に作用するために、がん治療の課題である治療抵抗性、再発あるいは転移に対する効果が期待されます。

以上