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2010年10月04日印刷はこちらから医薬品

統合失調症治療剤「ロナセン」韓国での発売について

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、統合失調症治療剤「ロナセン®」の韓国における導出先であるBukwang Pharmaceutical Co., Ltd.(本社:韓国ソウル市、以下、富光薬品)が本年10月1日に本剤を発売しましたので、お知らせします。

ロナセン®は、当社が創製した新規構造の統合失調症治療剤であり、日本では2008年4月に発売しました。本剤は、ドーパミン-2受容体およびセロトニン-2受容体に対して強い遮断作用と高い選択性があり、セロトニン-2受容体よりドーパミン-2受容体に対する遮断作用が強いという特徴を有しています。本剤は、日本の臨床試験において、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想など)のみならず、陰性症状(情動の平板化、意欲低下など)に対する改善効果が示されています。また、錐体外路症状の発現率は低く、体重増加や高プロラクチン血症等の副作用も少ないことが示されています。

富光薬品は、1960年に設立された精神神経系領域を重点領域の一つとする韓国の医薬品製造会社であり、当社は2005年に本剤の韓国における開発・販売権を導出し、同社が韓国での開発を行いました。当社は、同社と緊密な連携をとり、ロナセン®の韓国での市場浸透を図るとともに、韓国の統合失調症の患者さんの治療に貢献できることを期待しています。

日本においては、当社は、ロナセン®を戦略3製品の一つと位置づけ、本年10月1日付でCNS 専任MR を144名から約200名に増員し、医薬情報活動に注力しています。また、中国においては、当社子会社の住友制葯(蘇州)有限公司が開発手続きに着手しており、2011年前半に臨床試験を開始する予定です。

以上

(ご参考) 富光薬品の概要

会社名 : Bukwang Pharmaceutical Co., Ltd.
本 社 : 398-1, Daebang-dong, Dongjak-gu, Seoul, Korea
設 立 : 1960年10月
社 長 : Sung-Koo Lee(李 聖求)
従業員 : 約570人(2010年9月末現在)
売上高 : 1,708億ウオン(2010年3月期決算)