決算短信

旧住友製薬株式会社

Financial Data
当期の業績概況|次期の業績見通し売上の内容損益計算書利益処分案貸借対照表2000年問題
当期の業績概要 next
当期の医薬品業界は、一昨年9月の健保法改正による医療制度の見直しに続いて、昨年4月には3年連続となる薬価基準の引き下げ(業界平均9.7%)が実施されたうえ、販売・開発競争も一層激化し、厳しい事業環境のもとに推移しましたが、当社は堅実な学術情報活動を展開するとともに、効率的な研究開発の推進を図り、生産面においては品質管理の徹底と原価の低減に注力するなど事業基盤の強化に努めました。

販売面につきましては、「ジェノトロピン」(遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤)および日本ウエルカム株式会社品の販売が昨年12月をもって終了したことにより、販売水準の低下を余儀なくされました。自社医療用医薬品では「スミフェロン」(天然型インターフェロン-α製剤)の売上低迷傾向が続きましたが、「アムロジン」(高血圧症・狭心症治療薬/持続性カルシウム拮抗薬)が引き続き大幅な伸長を遂げ、「メロペン」(カルバペネム系抗生物質製剤)、「セディール」(セロトニン作動性抗不安薬)、「ダイドロネル」(骨代謝改善剤)も着実に市場へ浸透いたしました。さらに、昨年9月に「ジルテック」(持続性選択H1受容体拮抗・アレルギ-性疾患治療剤)、本年1月には「グロウジェクト注4IU」(遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤)を新発売し、「ジェノトロピン」および日本ウェルカム株式会社品の販売終了による影響をカバーすべく努めましたものの、全社売上高は、1,492億4千7百万円と、63億6千6百万円の減収となりました。

利益面においては、自社医療用医薬品の売上拡大や諸経費の節減により経常利益は180億5百万円と前期に比べ36億5千3百万円の増益となりましたが、適格退職年金過去勤務費用の負担があり、26億3千5百万円を特別損失として処理いたしましたため、税引前利益は153億7千万円、税引後利益は40億4千1百万円となりました。
(注)前期の数値は事業税を組替えている

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