アニュアルレポート2017
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 当社では、中長期的な企業価値の向上を目指して、コーポレートガバナンス体制の強化に継続的に取り組んでいます。2015年10月に「コーポレートガバナンスに関する基本方針」を制定したのに続き、2016年4月には、「コーポレートガバナンス部」を新設し、「コーポレートガバナンスに関する基本方針」の実効的な運用に努めています。また、取締役会メンバーの多様性を高め、ガバA4Q4コーポレートガバナンスや事業基盤の強化に向けた考え方と具体的な取り組みについて教えてください。中長期的な企業価値向上に向けて、コーポレートガバナンス体制の強化と組織改革、人材の強化といった事業基盤の整備を推進しています。トップメッセージ 当社は、「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」という企業理念を掲げ、その実践を「当社のCSR経営」と定義しています。A5Q5CSR経営の基本的な考え方や近年、注力している取り組みを教えてください。企業理念の実践に向けて、従業員の「働き方改革」の推進やグローバルヘルスへの貢献に力を注いでいます。ナンスを強化することで、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上につなげることを目的として2017年に社外取締役を1名増員しました。また、2017年1月、企業グループとしてのリスクマネジメントをより一層推進するため、「DSP Group Risk ManagementPolicy」を制定し、リスクの特性に応じて、グループ横断的に取り組むリスクと各社が自らの責任において取り組むリスクに分類し、グループ全体のリスクマネジメント体制を再編しました。 一方、事業基盤のさらなる強化を目的に、国内外における組織・人材の強化に継続的に取り組んでいます。2016年度は、事業環境が厳しい国内において早期退職者の募集と、営業組織のスリム化を実施しました。2017年4月のGlobal Head of Oncologyの設置も、グローバルながん事業の基盤強化を目的とした体制整備の一つです。国内の生産拠点統合については、当初計画を前倒しし、2018年度末までに実施する予定です。 また、人材のさらなる活用に向けた施策として、2016年4月から成果創出を重視した新人事制度を導入しました。従来から設けている管理職に加えて高い専門性を活かして大きな成果を創出できる人材を登用する新たな職位を別途設けました。 人材育成面では、階層別教育システム「DSPAcademy」を新たに設立しました。若手から中堅、管理職まで4つの階層別に、向上心と潜在能力のある社員を選抜し、ケースメソッドやアクションラーニングなど多彩なスタイルによる教育研修を実施しています。 次期中期経営計画につきましては、2018年度から2022年度までの5カ年計画として検討を開始しています。まず15年後の「当社のありたい姿」を議論し、そうして設定した将来の“ビジョン”を実現するための最初の5年間の戦略を次期中計に盛り込みたいと考えています。17大日本住友製薬株式会社 アニュアルレポート2017

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