アニュアルレポート2017
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■ 主な後期開発品の申請目標 (2017年7月現在)A3Q32017年度の重点施策と、次期中期経営計画の構想についてお聞かせください。北米事業のさらなる強化、国内での経営効率向上を図るとともに、次期中期経営計画策定に向けた長期ビジョンの検討を進めています。 2017年度は、北米では「ラツーダ」のさらなる伸長を図るとともに、「アプティオム」「ブロバナ」など戦略品の売上拡大に力を注ぎます。また、2017年度中に上市予定の「SUN-101」や、ノバルティス社から導入した「ウチブロン」「シーブリ」「アルカプタ」といった慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療剤の拡販に注力します。さらに、中期的な成長に向けて効率的な販売体制の構築を推し進めていきます。一方、国内では、プロモーション品の売上拡大に努めるとともに、新製品の導入や提携、働き方改革による生産性向上や継続的なコスト削減などを通じて経営効率の向上を図ります。2018年度の申請を目指しています。 再生医療・細胞医薬の領域では、慢性期脳梗塞(他家間葉系幹細胞)、加齢黄斑変性(他家iPS細胞)、パーキンソン病(他家iPS細胞)、網膜色素変性(他家iPS細胞)、脊髄損傷(他家iPS細胞)の5つのプロジェクトを推進しており、パーキンソン病のプロジェクトは、2017年2月に厚生労働省の先駆け審査指定制度の指定品目に選定されました。さらに細胞生産設備の建設にも着工し、早期の本格的な実用化・事業化に向けて着実に体制整備が進んでいます。 当社では、ポスト・ラツーダ候補となる新薬の上市を目指して、引き続き研究開発を積極的に推進していきます。2017年度は880億円の研究開発費を投下し、後期開発品を中心とした開発新有効成分適応症等追加申請目標2017年度●●●2018年度2019年度2020~2022年度●●●●●精神神経領域がん領域領域開発品目SEP-225289<dasotraline>(成人・小児 注意欠如・多動症)米国APL-130277<アポモルヒネ>(パーキンソン病)米国トレリーフ<ゾニサミド>(レビー小体型認知症に伴うパーキンソニズム)日本SEP-225289<dasotraline>(過食性障害)米国ロナセン<ブロナンセリン>(統合失調症/経皮吸収型製剤)日本SM-13496<ルラシドン>(統合失調症/双極Ⅰ型障害うつ/双極性障害メンテナンス)日本BBI608<ナパブカシン>(結腸直腸がん/併用)米国・日本BBI608<ナパブカシン>(膵がん/併用)米国・日本に注力します。さらに、パイプライン拡充を目的とした買収や新規導入についても、最大で合計1,500~2,000億円規模を想定し、2016年度は北米を中心に買収や導入を行いましたが、2017年度は国内事業を中心に検討・実施していく予定です。大日本住友製薬株式会社 アニュアルレポート201716

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