生物多様性への取り組み

「大日本住友製薬の森」における「フクロウの森再生プロジェクト」

現在の日本では、森林の維持管理の担い手が不足し、環境保全機能の衰えが指摘されています。とくに竹林の拡大による森林の荒廃は深刻であり、生物多様性の保全に大きな影響を与えていることから、持続可能な森林の保全体制として、行政・企業・地域が協働して再生に取り組む重要性が叫ばれています。

当社は、2015年10月より、大阪府岸和田市の「アドプトフォレスト制度(森林養子縁組制度)」を利用し、地域の特定非営利活動法人「神於山保全くらぶ」とともに、岸和田市が推進する環境保全活動である「フクロウの森再生プロジェクト」に取り組んでいます。
これは、岸和田市三ヶ山町にある0.45ヘクタールの里山林を「大日本住友製薬の森」として、当社が5カ年計画によって責任をもって適正に整備するものです。良好な里山としての環境を形成することにより、この地域の生態系ピラミッドの頂点にあるフクロウが生息できる豊かな自然環境を再生・維持することを目的としています。

「大日本住友製薬の森」における「フクロウの森再生プロジェクト」作業計画

「大日本住友製薬の森」における「フクロウの森再生プロジェクト」作業計画

平均して月一回のペースで活動する計画を立て、参加する役員・社員を毎回社内公募しています。これまでの活動状況は、以下のとおりです。(随時更新します)

  • 日程参加人数
    2015年10月31日33名
    2015年12月12日38名
    2016年1月30日雨天中止
    2016年2月13日28名
    2016年3月12日36名
    2016年4月9日34名
    2016年4月24日22名
    2016年5月14日19名
    2016年5月22日雨天中止
    2016年6月11日31名
  • 岸和田市「大日本住友製薬の森」における第一回の作業の様子(2015年10月31日)

    岸和田市「大日本住友製薬の森」における第一回の作業の様子(2015年10月31日)

国内外の環境保全の取り組み、地域とのコミュニケーション

当社およびグループ会社は、地域との関わりやコミュニケーションを重視し、事業所が所在する地域における定期的な植林をはじめとする森林保全活動や清掃活動に積極的に参加しています。そのために、従業員一人ひとりが、地域社会の一員であるということを認識し、事業所が所在する地域の皆さまとのふれあいを大切に、あらゆる機会を通じて、地域活動に参加し、地域社会の発展に寄与していくことを考えていきます。
また、研究開発・生産・物流・営業といった、当社の事業のあらゆる段階において環境に与える影響について、従業員が強い認識を持ち、各事業所において環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。

  • 三重県鈴鹿市の「深谷公園里山保全事業」において、樹林や竹林の間伐や下草刈りを行った様子。
  • 愛媛県新居浜市公共施設愛護事業「アダプトプログラム」において、生物多様性への取り組みの一環として、森林清掃を行った様子。

【写真左】三重県鈴鹿市の「深谷公園里山保全事業」において、樹林や竹林の間伐や下草刈りを行った様子。地域住民の方々と共に、公園内のコナラ林を多様な生物がすめるように再生し、子どもたちが遊べる里山にすることを目的としています。2015年度から取り組み、これまでに96名の従業員が参加しました。今後も定期的な実施を予定しています。

【写真右】愛媛県新居浜市公共施設愛護事業「アダプトプログラム」において、生物多様性への取り組みの一環として、森林清掃を行った様子。2007年から継続して取り組んでおり、2014年度も6回実施し、従業員と家族が参加しました。

住友制葯(蘇州)有限公司の従業員による北京郊外の門頭溝永定河森林公園での植林活動の様子。

住友制葯(蘇州)有限公司の従業員による北京郊外の門頭溝永定河森林公園での植林活動の様子。中国緑化基金会と地域の林業局とともに、およそ67,000平米の土地において、16名の従業員・役員により植樹を行いました。

これらの取り組みは、「コミュニティへの参画およびコミュニティの発展」でも紹介しています。詳細は、こちらをご覧ください。